JIS A1201-2020 pdf download

JIS A1201-2020 pdf download.地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法.
6 試料の含水比調整
6.1 一般事項 試料は,各地盤材料試験方法及び土の種類に応じて,6.2〜6.4に規定する非乾燥法,空気乾燥法及び炉乾燥法のうち,いずれかの方法を用いて含水比を調整する。 なお,非乾燥法は,風化の進んだれき(礫)及び貝殻片などの壊れやすい粒子を含む土,並びに湿潤状態の粘性土(特に,火山灰質粘性土,アロフェン,加水ハロイサイトなどの粘土鉱物を含む土),有機質土など乾燥によって著しく性質が変化する土に適用する。空気乾燥法及び炉乾燥法は,れき(礫)分及び砂分の多い粗粒土,原位置でかなり乾燥している粘性土など,土の性質が乾燥によってあまり変化しない土に適用する。
6.2 非乾燥法 採取したときの含水比状態のまま,試料をよく混合した後,含水比が変わらないように保存する。
6.3 空気乾燥法 試料を室内で所要の含水比まで乾燥させる。乾燥中にときどき試料をかき混ぜ,よく混合する。大きな塊がある場合には,手又はときほぐし器具で細かくときほぐす。乾燥した試料は,含水比が変わらないように保存する。 なお,試料の乾燥を急ぐ手段として,恒温乾燥炉を利用してもよい。この場合,恒温乾燥炉の温度を50 ℃以下とする。 6.4 炉乾燥法 試料を(110±5)℃の恒温乾燥炉に入れて,一定質量になるまで炉乾燥した後,デシケーターに移し,おおむね室温になるまで冷ます。
7 試料の粒度調整
7.1 一般事項 各試験方法に規定された粒径以上の土粒子を含む土は,7.2に規定するふるい分けによって粒度を調整する。 非乾燥法によるとき,土が非常に湿っていてふるい分けができない場合には,
7.3に規定する裏ごしによって粒度を調整する。粒度調整に用いる金属製網ふるいは,各試験方法に規定された最大粒径に対応する公称目開きのふるいとする。 なお,規定された最大粒径以上の土粒子が含まれていても,試験結果に影響を及ぼさないと考えられる場合,特に目立つ粗大粒子を手で取り除く程度とし,ふるい分け又は裏ごしを省略してもよい。また,土粒子がぜい弱で破砕しやすい土は,次の方法でときほぐした後,ふるい分けによって調整するとよい。すなわち,空気乾燥した試料を500 gずつビニール袋に入れ,ゴムひもで縛った後,1.5 mの高さからコンクリートの床面に30回落下させる。 7.2 ふるい分け 所定の金属製網ふるいを用いてふるい分けを行い,その通過分を試料とする。
7.3 裏ごし 蒸留水を加えるなどして,裏ごしをしやすい軟らかさに練り合わせる。これをゴムヘらを用いて金属製網ふるいで裏ごしを行い,その通過分を試料とする。裏ごし操作の例を,図2に示す。JIS A1201 pdf download.

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