JIS K0170-6-2019 pdf download

12/19/2021JIS Standards评论169

JIS K0170-6-2019 pdf download.流れ分析法による水質試験方法− 第6部:ふっ素化合物.
4 共通事項
4.1 一般 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050による。流れ分析に関わる一般要求事項は,JIS K 0126による。
4.2 水 この規格で用いる水は,JIS K 0557に規定するA3又はA4の水とする。
4.3 試薬 試薬は,日本工業規格に規定されているもので,試験に支障のないものを用いる。日本工業規格に規定されていない試薬を用いる場合は,試験に支障のないものを用いる。試薬ブランクは,定期的に確認する。 注記 試薬類の溶液名称の後ろに括弧で示す濃度は,標準液以外は,概略の濃度である。
4.4 ガラス器具 ガラス器具類は,特に指定しない場合,JIS R 3503及びJIS R 3505に規定するものを用いる。
5 試料
5.1 試料の採取 試料の採取は,JIS K 0094による。ただし,試料容器は,共栓ポリエチレン瓶を用いる。共栓ポリプロピレン瓶,共栓ポリスチレン瓶又は共栓ポリカーボネート瓶を用いてもよい。
5.2 試料の取扱い 試験は,試料採取後,直ちに行う。試験を直ちに行えない場合は,JIS K 0102の3.3(試料の保存処理)によって保存処理をし,できるだけ早く試験する。
6 測定
6.1 原理 フローインジェクション分析(以下,FIAという。)では,細管中を連続して流れているキャリヤー液中に,JIS K 0102の34.1.1 c)(蒸留操作)で蒸留前処理した試料を注入し,ランタン-アリザリンコンプレキソン溶液と流れの中で混合し,反応させる。 連続流れ分析(以下,CFAという。)では,細管中を連続して流れている空気で分節された蒸留試薬溶液と別の細管を流れる試料又は水とを細管中で混合し,これを蒸留コイル中で蒸留する。留出液と捕集液とを流れの中で混合し,この流れを空気で再分節後,ランタン-アリザリンコンプレキソン溶液と流れの中で混合し,反応させる。 いずれの方法においても,反応によって生成する青色の化合物の620 nm付近の吸光度を測定し,ふっ化物イオンを定量し,ふっ素化合物とする。 定量範囲 F−:0.08〜10 mg/L 注記 装置及び測定条件によって異なるが,繰返し性は,相対標準偏差(%)で表し10 %以下である。
6.2 妨害物質 ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法は,アルミニウム,カドミウム,コバルト,鉄,ニッケル,ベリリウム,鉛などが妨害する。これらの妨害は,蒸留操作によって取り除くことができる。
6.3 測定方法の種類並びに試薬及び装置 6.3.1 測定方法の種類 測定方法の種類は,表1による。ただし,ランタン-アリザリンコンプレキソン発色FIA法は,JIS K 0102の34.1(ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法)で蒸留した留出液に適用する。
6.3.2 ランタン-アリザリンコンプレキソン発色FIA法
6.3.2.1 試薬及び試薬溶液の調製
6.3.2.1.1 試薬 試薬は,次による。
a) 1,2-ジヒドロキシアントラキノン-3-イルメチルアミン-N,N-二酢酸二水和物(アリザリンコンプレキソン)
b) アンモニア水 JIS K 8085に規定するもの。
c) 塩酸 JIS K 8180に規定する特級のもの。
d) 酢酸アンモニウム JIS K 8359に規定するもの。
e) 酢酸ナトリウム三水和物 JIS K 8371に規定するもの。
f) 酢酸 JIS K 8355に規定するもの。
g) 酸化ランタン(III)
h) アセトン JIS K 8034に規定するもの。
i) ふっ化ナトリウム JIS K 8005に規定するもの。
6.3.2.1.2 試薬溶液の調製 試薬溶液の調製は,次による。調製した溶液は,必要に応じて脱気を行う。
a) キャリヤー液 水を用いる。シュリーレン効果によってゴーストピークが現れる場合には,水に塩化ナトリウムを添加して,試料溶液の塩濃度と同程度になるように調製する。JIS K0170-6 pdf download.

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