JIS A1218-2020 pdf download

JIS A1218-2020 pdf download.土の透水試験方法.
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS A 1201 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS A 1210 突固めによる土の締固め試験方法 JIS B 7507 ノギス
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207による。
4 試験方法の種類及び選択
4.1 試験方法の種類 試験方法は,次の2種類とする。
a) 定水位透水試験 定水位透水試験は,一定の断面及び長さをもつ供試体の中を,一定の水位差の下で一定時間内に浸透する水量を測定する。定水位透水試験の例を,図1に示す。
b) 変水位透水試験 変水位透水試験は,一定の断面及び長さをもつ供試体の中を,ある水位差を初期状態として浸透するときの水位の降下量,及びその経過時間を測定する。変水位透水試験の例を,図2に示す。
4.2 試験方法の選択 一般に,定水位透水試験は透水係数の比較的大きい土に,変水位透水試験は透水係数の比較的小さい土に適用する。両試験の選択の境界は,透水係数k=10−5 m/sを目安とし,供試体の透水係数の概略値は,試料(土)の種類,粒度などから図3を基に推定する。
5 定水位透水試験
5.1 試験器具
5.1.1 透水試験器具 透水試験器具は,次による(図1参照)。
a) 透水円筒 透水円筒は,試料の最大粒径の10倍以上の内径と長さとをもつもの。ただし,粒径幅の広い試料に対しては,試料の最大粒径の5倍以上であれば許容してもよい。透水円筒は,通常,内径(100±0.3)mm,長さ(120±0.3)mmのものを用いる。 なお,粒径幅の広い試料とは,均等係数Ucが10以上のものをいう。
b) 給水側水槽 給水側水槽は,給水側の水位を一定に保持できる越流口をもつ円筒の形状とする。
c) 有孔板 有孔板は,透水円筒内の供試体及びフィルターを保持するための多数の小孔をもつ耐食性板とする。
d) フィルター フィルターは,供試体の10倍以上の透水係数をもつ多孔板又は耐食性金網とする。土粒子の流出を防ぐことができ,その厚さは,供試体長さの0.2倍以下とする。
e) 越流水槽 越流水槽は,排水側の水位を一定に保持できる越流口をもつ水槽とする。
f) 試験用水 試験用水は,試料の種類に応じて,水道水,蒸留水又は脱イオン水のいずれかを用いる。 なお,必要に応じて,脱気したものを用いる。JIS A1218 pdf download.

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