JIS A1509-5-2020 pdf download

JIS A1509-5-2020 pdf download.セラミックタイル試験方法− 第5部:床タイルの耐素地摩耗性試験方法
4 試験・測定の原理
研削材料を使用して,回転ディスクで削り取った部分のタイルの体積を測定し,タイルの耐摩耗性を評価する。
5 装置及び器具
5.1 摩耗装置 回転ディスク,研削材料の供給装置をもつ貯蔵ホッパー,試料支持具及び釣合いおもりからなり,回転ディスクの回転速度が75 rpmのもの(図1参照)。
a) 回転ディスク JIS G 3106に規定する鋼材SM490Aを使用した直径(0.21.2200+− )mmで,エッジの厚さが(10±0.1) mmのもの。
b) 研削材料 JIS R 6111に規定する白色アルミナ研削材のF80。 なお,研削材料は,未使用のものを用いる。
c) 標準板 回転ディスクの圧力の校正に用いる標準板で,次のもの。
1) 第一標準板 透明溶融石英ガラス板
2) 第二標準板 フロート板ガラス
5.2 寸法測定器具 最小目盛0.5 mmの直尺又は同等の他の適切な測定器具。
6 試料
6.1 試料の調製 タイルは,摩耗装置に設置ができる大きさに調製する。タイルが小さい場合,複数のタイルを隙間のないように設置し,合板などに接着剤で張り付ける。このとき,タイルの面状に方向性がある場合は,同じ方向に合わせる。 なお,試料の大きさは,試験によって削り取るのに十分な大きさとする。
6.2 試料の数 試料の数は,JIS A 1509-1に規定する数とする。
7 装置の調整 第一標準板を用いて箇条8
a)の操作を行ったとき,第一標準板の削り取られた溝の弦の長さが(24±0.5) mmになるように,釣合いおもりによって回転ディスクの圧力を調整する。 なお,調整は,1方向についてだけ行う。また,第二標準板を用いる場合,削り取られた溝の弦の長さについては,事前に第一標準板との相関を確認する。
8 手順 手順は,次による。
a) 回転ディスクに対し垂直に接するように,試料を摩耗装置に設置する。次に,研削材料を毎分(75±8) gの割合で摩耗ゾーンに均等に供給しながら回転ディスクを150回転させた後,試料を取り出す。
b) 試験は,試料の縦及び横の2方向について,二つの溝が交わらないように位置を調整して行い,削り取られた二つの溝の弦の長さ(L1及びL2)を0.5 mmの単位まで測定する。このとき,測定値が目盛と目盛との間にあるときは,大きい方の目盛の値を読み取る。ただし,表面がフラットな試料の場合は,1方向だけ測定し,それを溝の弦の長さ(L)としてもよい。 なお,溝の端部が直線状にならない場合は,溝の最長部と最短部との長さの平均値を0.5 mmの単位に切り上げて丸めた値 を溝の弦の長さとする。
9 結果の表示 溝の弦の長さに対する摩耗体積を表1から読み取る。L1及びL2から求めた摩耗体積(V1及びV2)は,平均し,四捨五入して整数に丸める。 なお,表にない弦の長さの場合は次の式によって摩耗体積(V)を算出する。図2に弦の定義を示す。JIS A1509-5 pdf download.

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