JIS A3306-2020 pdf download

JIS A3306-2020 pdf download.建築構造物の設計の基本一構造物への地震作用.
人間の死傷を防ぐ。
生命に関わる重要な機能の継続性を確保する財産に対する損害を低減する。
以上のほかに,環境に対する社会的な目標も考慮することが望ましい。
ほとんどの種類の構造物について全ての地震に対して完全に無傷に保つことは,経済的に実現可能ではないことが認識されている。この規格では,耐震性を確保するため,次の基本原則に基づいて規定してい
a)当該地で発生する可能性がある大地震動によって,構造物は崩壊又はこれに類似した形式で破壊しないことが望ましい[終局限界状態(ULS)]。破壊による影響度の高い構造物は,この限界状態に対るより高い信頼性を備えることが望ましい
b)構造物の供用期間中に当該地で発生が予想される中地震動に対し,構造物は許容限界以内の被害にどまることが望ましい[使用限界状態(SLS)各限界状態(SLS及びULS)を超えた以降の構造物の挙動を考慮し,構造健全性も検証することが望ましい。中地震動又は大地震動の後で,サービス(例えば,配管,配線系を含む機械設備・電気設備)がその機能を保持することが必須である場合は,地震作用の評価はISO13033の要求に従うことが望ましい。構造物自体も同様の地震動レペルに対して必須の機能が確保されることを検証することが望ましい
注記1この規格が記載している構造物の耐震設計及び施工に加えて,地震が引き金となる(例えば,火災,工業施設又は貯蔵タンクからの危険物の流失,大規模な地滑り及び津波などの)二次災害に対して,適切な対策を考慮することが重要である。
注記2地震後に,余震が起こる期間について,地震被害を受けた構造物が安全に使用できることを平価する必要がある可能性がある。しかしながら,この規格では余震によって予想される作用に言及しない。この場合,地震作用を評価するには被害を受けた構造物のモデルが必要と
6耐震設計の原則
6.1建設地の状態
地震作用下における建設地の状態は,マイクロゾーネーションの判断クライテリア(活断層への近接度地盤構成,大ひずみでの地盤挙動,液状化の可能性,地形,地盤の不整形性,これらの相互作用などのそ他の要因)を考慮して評価することが望ましい。
液状化が起こりやすい地盤の場合は,そのような現象への対応又は制御するため,適切な基礎及び/は地盤改良を導入することが望ましい(ISO23469参照)
津波の危険度の高い地域では,ある種の重要な構造物(鉛直方向避難施設,病院,緊急通信施設など)は津波作用に抵抗することが要求される(附属書0参照)。JIS A3306 pdf download.

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