JIS A5557-2020 pdf download

JIS A5557-2020 pdf download.外装タイル張り用有機系接着剤
6.3.2 混練終結確認容易性試験方法 練り上がり質量が約200 g〜300 gになるように,主剤及び硬化剤を製造業者の定めた割合に計量し,
6.2
a)に規定する寸法約300 mm×300 mm×5 mmのガラス板上に載せ,直ちに適切なへらを用いて均質になるように約3分間混練する。
混練後の接着剤,混練前の主剤及び硬化剤のそれぞれの色とを比較して,その区別が明瞭であることを確認する。
なお,この試験は,二液反応硬化形に適用する。
6.3.3 接着強さ試験方法 接着強さ試験方法は,次による。
a) 試験用材料 試験用材料は,次による。
1) 下地材 下地材は,6.2 a)に規定するモルタル板とし,表面は,ごみ,その他の異物が付着しないよう清掃する。 2) タイル タイルは,6.2 a)に規定するものを用いる。
b) 試験体の作製 試験体の作製は,次による。
1) 接着剤の塗布 下地材への接着剤の塗布は,図3の形状及び寸法の塗布用補助枠に,平滑面を上にして下地材5枚を隙間なく挿入固定し,供試接着剤の適量を標準くし目ごてを用いて塗布する。接着剤の塗布作業を行うときは,図4に示すように,下地材にJIS Z 1525に規定するテープを幅7 mm覆うように張り付け,へらなどを用いて厚さ約5 mmに接着剤を塗布した後,標準くし目ごてを角度約60°に立てて一気に手前に引いて,接着剤を5枚の下地材に均一に塗布する。テープは,接着剤塗布後,直ちに,静かに剝がす。
2) タイルの張付け 接着剤塗布後,
6.3.3 a) 2)に規定するタイルを接着剤が塗布してある下地材の中央部にタイル裏面全体に接着剤が充塡されるように圧着する。タイルの周囲にはみ出した接着剤は,タイルを張付け後,速やかに取り除く。
c) 試験体の処理 試験体の処理は,次による。
1) アルカリ温水浸せき処理 表4に規定する標準養生を行った後,表4に示す条件でアルカリ温水浸せき処理を行う。処理終了後,試験体を流水で洗浄し,23 ℃の水の中に24時間浸せき後,試験の標準状態の雰囲気に取り出し,乾いた布などで軽く表面の水を取り除いて,直ちに試験に供する。
2) 凍結融解処理 表4に規定する標準養生を行った後,JIS A 1435の気中凍結水中融解法によって凍結融解200サイクル行う。ただし,凍結融解の条件は,次による。 試験片を15 ℃〜25 ℃の清水中に約24時間浸せきした後,凍結融解試験装置の槽内に設置し,−20 ±3 ℃の気中で約2時間の凍結,20±3 ℃の水中で約1時間の融解を1サイクルとする凍結融解処理を200サイクル行う。処理終了後,試験体を試験の標準状態で24時間放置し試験に供する。
3) 熱劣化処理 表4に規定する標準養生を行った後,表4に示す熱劣化処理を恒温槽(室)内で行う。処理終了後,試験体を試験の標準状態で24時間放置し試験に供する。
d) 接着強さ試験
1) 試験機 試験機は,破壊荷重が試験機の容量の15 %〜85 %の範囲の引張試験機で,引張速度が3 mm/minに調節できるものとする。
2) 接着強さ試験用鉄片の取付け 接着強さ試験を行う前までに,図5のように接着試験用鉄片を表2に規定する接着剤の接着強さより大きい接着強さをもつエポキシ樹脂系接着剤などでタイルに接着して試験体に取り付けておく[このとき,あらかじめ,タイルの施ゆう(釉)面をJIS R 6252に規定する粒度P150の研磨紙などで,目荒らししておくとよい。]。JIS A5557 pdf download.

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