JIS A6919-2020 pdf download

JIS A6919-2020 pdf download.内装上塗用既調合しっくい
1 適用範囲 この規格は,建築物の室内の壁,天井などの部位を対象とし,せっこうプラスター,砂しっくい,セメントモルタルなどの下地,又は下地調整されたせっこうボード,合板,コンクリートなどの下地に塗り付ける内装上塗用既調合しっくい1) について規定する。
注1) 既調合しっくいには,下塗用及び上塗用があるが,この規格は上塗用を対象としている。内装上塗用既調合しっくいとは,消石灰又は生石灰を主原料とし,骨材,顔料,すさ,のりなどの副原料を製造工場において調合し,建築現場において水と練り合わせて使用するもの,又はあらかじめ水と練り合わせたものをそのまま使用するものをいう。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 6203 セメント混和用ポリマーディスパージョン及び再乳化形粉末樹脂
JIS A 6901 せっこうボード製品
JIS A 6902 左官用消石灰
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 9001 工業用石灰
JIS R 9200 せっこう及び石灰に関する用語
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 9200によるほか,次による。
3.1 気硬性 水中では硬化せず,空気中において二酸化炭素(CO2)と反応して硬化する性質。 3.2 こて押さえ 塗り付けた材料を,水引き具合をみながら,再度,こてで押さえ付けること。
4 原料
4.1 一般
a) 内装上塗用既調合しっくいの主原料である4.2の消石灰又は4.3の生石灰は,その質量が製品中の全固形分質量の50 %以上となるように使用する。
b) 気硬性以外の結合材(セメント,せっこうなど)を用いてはならない。
c) 4.4〜4.7の骨材,顔料,すさ及びのり,並びに水又はその他の少量添加剤は,消石灰又は生石灰と混合して使用した場合に,その品質に有害な影響を及ぼさないものとする。 注記 その他の少量添加剤には,酢酸ビニル系,アクリル系,スチレンブタジエンゴム(SBR)系などの再乳化形粉末又は水溶性樹脂などの合成樹脂,植物油系又は動物油系の防水剤などがある。
d) すさ,のり,合成樹脂,有機質顔料などの有機質固形分質量の合計は,製品中の全固形分質量の6.8 %以下となるように使用する。
4.2 消石灰 消石灰は,次のいずれかによる。
a) JIS A 6902に規定する左官用消石灰の上塗用の品質に適合するもの。
b) JIS R 9001に規定する工業用消石灰の消石灰特号,1号又は2号の品質に適合し,かつ,JIS A 6902の4.4.3(安定性試験)(2)(蒸気試験)に合格するもの。 なお,貝灰等を原料とする場合もa)又はb)による。JIS A6919 pdf download.

Download
Download

匿名

Comment

Anonymous