JIS A9529-2020 pdf download

JIS A9529-2020 pdf download.建築用真空断熱材
1 適用範囲 この規格は,シリカ粒子又はグラスウールを芯材とする,建築物に使用する真空断熱材(VIP)について規定する。ただし,冷凍倉庫などの特殊な温湿度環境下で使用する真空断熱材,並びに住宅及び建築物の設備機器,配管などに使用する真空断熱材は除く。
注記 建築物に使用されるVIPには,VIPの縁辺部を折り返していない製品もある。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格は,その最新版(追補も含む)を適用する。 JIS A 0202 断熱用語 JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部:保護熱板法(GHP法) JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流計法(HFM法)
JIS A 1487 真空断熱建材の断熱性試験方法 JIS A 1488 建築用真空断熱材の見掛けの熱伝導率の長期変化試験方法 JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス JIS B 7512 鋼製巻尺 JIS B 7516 金属製直尺
JIS Z 8126-1 真空技術−用語−第1部:一般用語 JIS Z 8126-2 真空技術−用語−第2部:真空ポンプ及び関連用語
JIS Z 8126-3 真空技術−用語−第3部:真空計及び関連用語 ISO 10211,Thermal bridges in building construction−Heat flows and surface temperatures−Detailed calculations
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202,JIS A 1487及びJIS Z 8126-1〜JIS Z 8126-3によるほか,次による。
3.1 真空断熱材,VIP(Vacuum Insulation Panel) 図1に示すような,芯材を被覆材で覆い,被覆材に内包される空間(以下,内部という。)を真空領域にした断熱材。内部に吸着剤を含む場合もある。
3.2 芯材 被覆材に内包されているシリカ粒子又はグラスウール。
3.3 ガス 乾燥空気と水蒸気との混合物。湿り空気ともいう。
3.4 被覆材 VIP内部へのガス透過を抑制するフィルムで,次のレイヤ(層)を持つもの。 − ガス透過を抑制するためのレイヤ(ガスバリア層) − 熱溶着のためのレイヤ − ガスバリア層を保護するためのレイヤ(保護層)
3.4.1 アルミニウムはく複合フィルム,AF(aluminium foil laminated film) ガスバリア層としてアルミニウムはくを用いた被覆材。
3.4.2 蒸着複合フィルム,MF(metallized film) 物理蒸着又は化学蒸着によって形成される金属薄膜をガスバリア層として用いた被覆材。
3.5 吸着剤 物理的又は化学的にガスを吸着する物質。
3.5.1 乾燥剤 水蒸気を吸着する目的で,VIP内部に加えられる吸着剤[例えば,酸化カルシウム(CaO)]。
3.5.2 ゲッター 主に乾燥空気を吸着する目的で,VIP内部に加えられる吸着剤.JIS A9529 pdf download.

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