JIS B0060-7-2020 pdf download

JIS B0060-7-2020 pdf download.デジタル製品技術文書情報− 第7部:3DAモデルにおける表面性状の指示方法
1 適用範囲
この規格は,JIS B 0060-1に基づき,一般機械,精密機械,電気機械などの工業分野で用いる3DAモデル(3D annotated model:三次元製品情報付加モデル)における表面性状の指示方法について規定する。 注記1 この規格における3D指示例は,軸測投影保存ビューだけではなく,3DAモデルを任意の方向でコンピュータモニタなどに表示した例も含んでいる。
注記2 この規格では,一部の図に二次元製図による指示例(以下,2D指示例という。)を参考として記載している。 注記3 この規格と各製造工程との関連範囲を,附属書Aに示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法 JIS B 0060-1 デジタル製品技術文書情報−第1部:総則 JIS B 0060-2 デジタル製品技術文書情報−第2部:用語 JIS B 0672-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−形体−第1部:一般用語及び定義 JIS Z 8114 製図−製図用語
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0060-2,JIS B 0672-1及びJIS Z 8114による。
4 表面性状の指示方法
4.1 一般事項 表面性状の指示方法に関する一般事項は,JIS B 0031及びJIS B 0060-1によるほか,次による。
a) 表面性状は,通常,設計モデルに表示要求事項として指示する(図1参照)。 注記 2D指示例(JIS B 0031による)及び3D指示例における表面性状パラメータ(例えば,Ra)の書体が異なる場合があるが,この規格ではCADで使用できる書体を適用している。
b) 表面性状は,要求事項配置面を用いて指示する[図2及びJIS B 0060-4の箇条5(表示要求事項及び要求事項配置面)参照]。要求事項配置面は,一つの設計モデルの中に複数あってもよい。また,表面性状の要求事項(例えば,表面性状パラメータ,フィルタの通過帯域,加工方法)は,非表示要求事項で指示してもよい(図3参照)。
注記 b)は,a)の表面性状を選択して非表示要求事項を表示させた例。
図3−表面性状の指示に対する加工処理前後の非表示要求事項による指示例
c) 設計モデルに表面性状を指示したときの形体と記号との間で,自動的に関連付けが行われる3D CADの機能(以下,要素間連携という。)については,附属書Bを参照する。
4.2 図示記号の指示位置及び向き 図示記号の指示位置及び向きは,次による。
a) 外殻形体の境界(エッジ)の内側に指示する場合は,黒丸付きの引出線につなげた参照線上に図示記号を配置する(図4参照)。
注記 3D CADで指示線を実体の外側に引き出したときの黒丸は,円形の半分が形体内部にうずもれるため,半円形にしか見えない場合が多い。
b) 外殻形体上(表面上)に直接に,図示記号を指示しない。
c) 外形線の延長線上に指示する場合には,延長線上に図示記号を配置する(図5参照)か,又は延長線から矢印付きの引出線を引き出し,これにつなげた参照線上に図示記号を配置する(図6参照)。
d) 設計モデルを二次元製図の第三角法及び矢示法による投影図と同様の向きで見たとき,図示記号は,コンピュータモニタの下側又は右側から読み取れるように指示する(図5参照)。
e) 誤った解釈をされるおそれがない場合には,図7のように図示記号を寸法線上又は寸法線の延長線上に指示してもよい。JIS B0060-7 pdf download.

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