JIS B6403-2020 pdf download

JIS B6403-2020 pdf download.液圧プレス−精度等級及び精度検査.
この規格は,
金属材料の打抜き,曲げ,成形,絞り加工などに用いる液圧プレス(以下,プレスという。)の精度等級及び精度検査について規定する。ただし,横形プレス,スライドガイドをもたないコラム形プレス及び特殊構造のプレス1)には適用しない。 注1) 特殊構造のプレスとは,粉末成形用,熱間鍛造用のプレス,プレスブレーキ,ラム移動形プレス,自動送り装置付き専用プレスなどをいう。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0111 プレス機械−用語
JIS B 6190-1 工作機械試験方法通則−第1部:幾何精度試験
JIS B 7440-2 製品の幾何特性仕様(GPS)−座標測定機(CMM)の受入検査及び定期検査−第2部:長さ測定
JIS B 7440-8 製品の幾何特性仕様(GPS)−座標測定システム(CMS)の受入検査及び定期検査−第8部:光学式距離センサ付き座標測定機
JIS B 7539 円筒スコヤ
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,
JIS B 0111によるほか,次による。 3.1 ギブセット スライドのガイド(ギブ)を生産稼働が可能な状態に調整した状態。
4 精度
4.1 精度等級 プレスの精度は,特級,1級,2級及び3級の4等級とする。
各等級に対する用途例を,表1に示す。
4.2 精度検査
4.2.1 一般 精度検査は,無負荷の状態で,JIS B 6190-1,JIS B 7440-2,JIS B 7440-8及びJIS B 7539に基づく方法で行う。 4.2.2 ボルスタ(又はベッド)上面及びスライド下面の真直度の精度検査 ボルスタ(又はベッド)上面及びスライド下面の真直度の精度検査は,機械の正面側を“前”とし,左右方向及び前後方向について,次のとおり行う。
a) 測定方法 直定規を使用し,直定規の下に平行ブロックを置いて測定する。 平行ブロックは,直定規の自重によるたわみが最小となる2点に設置する。 測定は,マグネット付きダイヤルゲージを取付台上に置き,ダイヤルゲージの測定子をその法線上で直定規に当てて,その取付台を直線(案内用直定規)に沿って動かして行う(図1参照)。 ボルスタ(又はベッド)上面の測定は,直定規をボルスタ(又はベッド)上面の中央及び両端の3か所に置き,これに当てたダイヤルゲージをボルスタ(又はベッド)の上面に沿って移動させ,各箇所におけるダイヤルゲージの読みの最大差を測定値とする(図2参照)。 スライドは,その加工後単体で測定し,スライド下面を上向きに置き,直定規をスライド下面の中央及び両端の3か所に置き,これに当てたダイヤルゲージをスライド下面に沿って移動させて,各箇所におけるダイヤルゲージの読みの最大差を測定値とする(図2参照)。測定長さL1は,全長Lの両端から非測定長さL2を除いた寸法とする。全長Lと測定長さL1及び非測定長さL2との関係は,表2による。全長Lは,ボルスタ(又はベッド)上面及びスライド下面の左右及び前後寸法を示す。 直定規を用いた測定方法に代えて,光学的手段による測長装置などを用いて真直度を測定してもよい。
b) 許容値 許容値は,表3による。JIS B6403 pdf download.

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