JIS B7997-2-2020 pdf download

JIS B7997-2-2020 pdf download.排ガス中のダスト濃度自動計測器− 第2部:光透過方式.
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7996 排ガス中のダスト濃度自動計測器の性能評価方法
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8808 排ガス中のダスト濃度の測定方法
JIS Z 8852 排ガス中のダスト濃度の連続測定方法
JIS Z 8901 試験用粉体及び試験用粒子
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,
JIS B 7996,JIS K 0211,
JIS K 0215,
JIS Z 8103,JIS Z 8808,
JIS Z 8852及びJIS Z 8901による。
4 測定原理及び用途
4.1 測定原理 ダクト内を流れる排ガス中のダストに光を照射したとき,ダストによって遮光され,光が減衰する。この状態でダスト濃度と入射光の減衰量とが,相関関係にあることを利用した計測器が光透過式ダスト濃度計である。 ランベルト・ベールの法則を適用して,ダスト濃度Cを,式(1)及び式(2)で求める。
注記2 低濃度領域を測定する場合,排ガス中のダストによって減衰された光を検出するために,一般的にある程度の測定距離が必要であり,測定距離が短い施設に適用するため,マルチパスを導入するなどの工夫が必要となる場合がある。
4.2 用途 この計測器は,主に工場,火力発電所及び廃棄物焼却施設で使用する燃料の燃焼及びその他の燃焼に伴って排出される排ガス中のダスト濃度を長期間かつ連続的に測定し,排出量監視又はプラント制御を目的として使用する。
5 計測器の測定レンジ 計測器の測定レンジは,通常,0 mg/m3〜100 mg/m3とし,それ以外のレンジは,用途に合わせて適切なものを選ぶ。
6 計測器の性能 計測器は,箇条8によって試験を行ったとき,表1の性能を満足しなければならない。
7 構成及び構造
7.1 構成 計測器の基本的な構成は,JIS B 7996のB.2(計測器の構成),
B.3(試料採取部)及びB.4(計測部)による。
7.2 構造 計測器の構造は,次による。
a) 組立及び各部の仕上りが良好かつ堅ろうな構造とする。
b) 通常の運転状態で危険性がなく,安全で円滑に作動する構造とする。
c) 各部は,容易に機械的故障及び電気的故障を起こさず,危険性のない構造とする。
d) 結露などによって計測器の作動に支障を生じない構造とする。
e) 光源,ヒータなどの発熱体に接する部分は,熱による変形及び機能低下を生じない構造とする。
f) 保守及び点検時の作業がしやすく,危険のない構造とする。
g) 外郭は,外来固形物及び/又は水の侵入に対して,測定値への影響がない構造とする。 なお,保護等級の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
h) 計測器に記録された設定値などを無権限者が変更できないような保護機能をもつ構造とする。また,受渡当事者間の協定によって,使用者側が保護機能を用意することも可能とする。 例 パスワード,メーカモードのロック機能,鍵又は特殊ビスなどによる操作部のガードなど
i) 設置場所において,計測器のゼロ校正及びスパン校正が確認できる構造とする。その具体的な例を,附属書Bに示す。
j) 設置場所において,計測器の健全性が確認できる構造とする。その具体的な確認例を,附属書Cに示す。
7.3 使用温度範囲 計測器の使用温度範囲は,製造業者が決めた値とするが,受渡当事者間の協定によって使用温度範囲を定めてもよい。JIS B7997-2 pdf download.

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