JIS B8610-2020 pdf download

JIS B8610-2020 pdf download.冷凍用ユニットクーラの冷凍能力計算方法
1適用範囲
この規格は,直接膨張式の冷凍用ユニットクーラ(以下,ユニットクーラという。)の冷凍能力計算方法について規定する
なお,冷媒として,R410A及びR404Aを用いたユニットクーラを対象とする。
記1この規格では,直径9.52mm銅管製,直径12.70mm銅管製及び直径15.88mm銅管製の平滑アルミニウム板フィンを用いたユニットクーラについて,具体的な数値とともに計算方法を示す。これら以外の管サイズを使用した平滑アウム板フィン及び成形アルミニウムフ
ィンを用いたユニットクーラの場合であっても,製造業者が試験によってデータを整備すれば,この規格を適用することは可能である。
注記2ユニットクーラを“冷凍用”と限定したのは,蒸発温度0℃C以上の空気調和用を含めると,ユニットクーラ入口空気の温湿度条件によって性能が変化するため,単純な算式及び図表にまとめにくいためである。
なお,ユニットクーラ熱交換部は着霜のない乾き伝熱面とする。
2用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
冷凍能力
管内冷媒蒸発温度とユニットクーラ熱交換部の入口及び出口の空気温度とによる対数平均温度差を使用この値に熱通過率及び有効外表面伝熱面積を乗じた値『箇条5の式(1)参照
外表面伝熱面積
ユニットクーラの通風側の全伝熱面積[箇条5の式(4)参照]。
有効外表面伝熱面積
外表面伝熱面積をフィン効率及びフィン接触効率で補正したユニットクーラの通風側有効伝熱面有効内表面伝熱面積
温度差1K当たりの外表
面積を均等に通過する熱量係数
過熱部の長さ
管内冷媒が蒸発を完了し,冷媒蒸気が過熱されている部分の管1回路の長さ
有効伝熱面積比
外表面伝熱面積に対する有効外表面伝熱面積の
有効内外面積比
有効内表面伝熱面積に対する有効外表面伝熱面積の比。
管列数
風の流れ方向の管の列数。
管段数
風に直角方向の管の段数。
管有効長
ユニットクーラ側板間の距離
2.12管ビッチ,パイブピッチ
管の列及び管の段の間隔(図1参照)。
フィンカラー長,カラーハイト
フィンの銅管挿入部の全長からフィンの厚さを差し引いた値(図1参照)。
フィン効率
フィンの全表面温度がフィンの根元の温度と一様に同一と仮定した場合の,空気とフィンとの間の伝熱量に対する,実際のフィン面での伝熱量の比
接触効率
管とフィンカラーとの接触部の熱抵抗がない場合のフィン効率に対する,接触熱抵抗がある場合のフィ
対数平均温度差
ユニットクーラ熱交換部入口及び出口の空気温度と管内冷媒蒸発温度との対数平均温度差[箇条5の式ユニットクーラ熱交換部入口の空気温度(室温)と管内冷媒蒸発温度との差[附属書Cの式(C.2)参照].JIS B8610 pdf download.

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