JIS C4612-2020 pdf download.高圧受電用ディジタル形地絡継電装置.
3.6 動作時間特性(operate time characteristic) 入力量と動作時間との関係を表した継電装置の特性。
3.7 整定(setting) 所定の装置(タップなど)によって,継電装置の動作又は動作時間の基準値を定めること。
3.8 整定値(setting value) 整定によって,定められる継電装置の動作又は動作時間の基準値。
3.9 動作整定値(GS)(setting value of the operate value) 継電装置が復帰状態から動作状態となるときの動作基準値。
3.10 動作時間整定値(setting value of the operate time) 復帰状態にある継電装置の入力が動作値を超えて動作する方向に変化したとき,動作値を超えた瞬間から継電装置が動作するまでの動作時間基準値。
3.11 動作値(operate value) 継電装置が復帰状態から動作状態となり,動作状態を継続するのに必要な限界入力値。継電装置の入力には,電流及び電圧があり,電流に関する動作値は“動作電流値”,電圧に関する動作値は“動作電圧値”という。
3.12 動作時間(operate time) 復帰状態にある継電装置の入力が動作値を超えて動作する方向に変化したとき,動作値を超えた瞬間から継電装置が動作するまでの時間。
3.13 定格値負担(rated burden) 継電装置の定格入力電流及び定格入力電圧に対する負担。ボルトアンペア(VA)で表す。
4 使用状態
4.1 標準使用状態 この規格で標準使用状態とは,次に規定する使用状態をいい,特に製造業者が明示しない限り,使用者は,継電装置をこの状態で使用する。
a) 周囲温度は,−20 ℃〜+50 ℃。ただし,氷結しない状態とする。
b) 相対湿度は,日平均で30 %〜80 %
c) 標高は,2 000 m以下
d) 異常な振動,衝撃,傾斜,磁界及び電界を受けない状態
e) 次の条件にさらされない状態
1) 有害な煙又はガス
2) 塩分を含むガス
3) 水滴又は蒸気
4) 過度のちり又は微粉
5) 爆発性のガス又は微粉
6) 風雨,直射日光など .JIS C4612 pdf download.