JIS C5930-2-2019 pdf download

JIS C5930-2-2019 pdf download.光伝送用スイッチ−第2部:試験方法.
4.3 供試光スイッチの重力に対する取付方向 機械式光スイッチ及びMicro-Electro Mechanical System(MEMS)式光スイッチは,次の場合を除いて,鉛直方向を含む直交する3方向の両方の向きである6方向全てで試験を行う。
a) 運用時の重力に対する取付方向が決まっている場合は,その方向だけ試験を行ってもよい。
b) 運用時の重力に対する取付方向が決まっていない場合で,かつ,可動部の運動方向が分かる場合は,可動部の運動方向が鉛直方向に上向き及び下向きの2方向,並びに水平方向の三つの重力に対する取付方向だけ試験を行ってもよい。
4.4 挿入損失 挿入損失の試験方法は,JIS C 61300-3-4による。
4.5 反射減衰量 反射減衰量の試験方法は,JIS C 61300-3-6による。
4.6 クロストーク クロストークの試験方法は,JIS C 61300-3-50による。
4.7 アイソレーション アイソレーションの試験方法は,JIS C 61300-3-4によって,光スイッチの阻止を意図する端子間のうち,ある状態において,伝達を意図する関係となる端子対の光損失を測定する。
4.8 ディレクティビティ ディレクティビティの試験方法は,JIS C 61300-3-20によって,あらゆる状態においても伝達を意図する関係にならない端子対の光損失を測定する。測定する端子対は,個別に規定する。
4.9 切替再現性
4.9.1 装置 切替再現性の測定では,次の装置を用いる。
a) 光源 JIS C 61300-3-4の4.1[励振条件及び光源(S)]による。光源の中心波長及びスペクトル幅は,光スイッチの使用波長範囲内である。光源の光出力は,光パワーメータの最小受光感度と供試光スイッチの挿入損失との和よりも十分高くする。また,JIS C 61300-1の箇条9(励振条件)の励振条件を満たす。
b) テンポラリジョイント JIS C 61300-3-4の4.3[テンポラリジョイント(TJ)]による。
c) 光パワーメータ JIS C 61300-3-4の4.2[光パワーメータ(D)]による。
d) 終端 JIS C 61300-3-21の4.7(終端 T)による。
e) 駆動エネルギー供給源 JIS C 61300-3-21の4.5(駆動エネルギー供給源 AS)による。
4.9.2 測定手順 1×2光スイッチの場合の測定系は,図1に規定する構成とする。ここでは,入出力端子が光ファイバピッグテール形接続形態の場合を示す。入出力端子が,光コネクタプラグ形接続形態又は光コネクタレセプタクル形接続形態の光スイッチの場合,テンポラリジョイントの代わりに適合する光コネクタプラグ又はレセプタクル付き光ファイバコードを用いる。測定対象とならない端子は終端する。M×N光スイッチの場合は,測定対象とならない端子を全て終端する。
a) 供試光スイッチを図1のように接続し,装置の電源を入れ,測定対象の端子対間を,伝達を意図する状態にする。それぞれの装置が安定するのに必要な時間,待機する。
b) JIS C 61300-3-4の箇条5(手順)に従って挿入損失の測定を行い,測定対象の端子対間の対数伝達係数aijの1回目の測定結果として記録する。
c) 供試光スイッチを,阻止を意図する状態に切り替え,切替時間以上,待機する。
d) 供試光スイッチを,伝達を意図する状態に切り替え,切替時間以上待機した後,挿入損失の測定を行い,対数伝達係数aijの2回目の測定結果として記録する。
e) c)及びd)の手順を繰り返し,3回目からn回目までの測定を行う。
f) n回の測定結果から測定対象の端子対での対数伝達係数aij変動量を計算する。測定の繰返し回数n及び変動量の計算方法は,個別に規定する。
g) 必要に応じて測定対象の端子対をつなぎ替えて,
b)からf)までの手順を繰り返す。 注記 ここで,M×N光スイッチにおいては,阻止を意図する状態は一つとは限らず,その状態の取り方が切替再現性の測定結果に影響を与え得るため,阻止を意図する状態の取り方に留意が必要となる。JIS C5930-2 pdf download.

Download
Download

匿名

Comment

Anonymous