JIS C6102-2-2019 pdf download

JIS C6102-2-2019 pdf download.AM/FM放送受信機試験方法− 第2部:AM放送受信機.
2 測定条件
2.1 標準測定条件 受信機は,次のような標準測定条件で動作させる。
a) 電源電圧及び周波数は,定格値に等しくする。
b) 標準無線周波入力信号は,適切な擬似アンテナ回路網を介して受信機のアンテナ端子に印加するか[JIS C 6102-1の表3(標準無線周波入力信号及び付加無線周波入力信号の特性)及び図5(擬似アンテナ回路網)参照],又は標準磁界発生器で信号を受信機の磁気アンテナに誘起させることによって印加する。
c) ラウドスピーカを接続するための可聴周波出力端子があり,この端子で測定する場合には,その他の可聴周波出力端子と同様に可聴周波擬似負荷を接続する。
d) 受信機は,2.2に従って入力信号に同調させる。
e) 音量調節器があるときは,主可聴周波出力端子の出力電圧を定格ひずみ制限出力電圧よりも10 dB低い値,又は望ましい基準値[JIS C 6102-1の15.1(基準可聴周波出力レベル)参照]に対応する値に調節する。
f) 環境条件は,定格範囲内とする。
g) ステレオ受信機では,バランス調節器又はこれと同等のものがあれば,二つのチャネルの出力電圧が等しくなるように調節する。
h) 音質調節器があるときは,できるだけ平たん(坦)な可聴周波数特性(例えば,100 Hz,1 kHz及び10 kHzで等しいレスポンス)が得られるように調節する。この調節には,可聴周波入力端子がある場合にはそれを使用する。この端子がなければ10 kHzを2 kHzに減らす。
i) 自動周波数制御は,使用者調節器による操作が可能ならば,非動作とする。
注記 自動周波数制御の使用者調節器を備えているときは,測定は一般に自動周波数制御なし(結果の分析が容易になる。)と自動周波数制御あり(通常の受信機の使用状態を表す。)の両方で行う。この二つの結果は,明確に区別する。
自動周波数制御が使用者の調節では非動作にできないときも,ある測定では,自動周波数制御を非動作にすることが必要,又は望ましいことがある。この場合,自動周波数制御は受信機の回路を一時的に変更することによって非動作とする。この操作は,測定結果に詳しく記載する(2.2参照)。
j) ミューティングがあるときは,ミューティングオフの位置に置く。
2.2 同調及び自動周波数制御
2.2.1 望ましい同調方法 製造業者が,同調指示器の使用など,同調方法についての指示を出しているときは,その指示に従う。指示又は同調指示器がない場合,受信機は,
2.1の条件で主可聴周波端子で最大の出力電圧が得られるように同調する。このとき,受信機の可聴周波部が過負荷にならないように注意する。
2.2.2 自動周波数制御の効果 全ての同調操作は,可能ならば,自動周波数制御が非動作の状態で行う。ただし,自動周波数制御の性能を調査するときは除く。 使用者が自動周波数制御を非動作にできる機能があれば,測定は,自動周波数制御の動作及び非動作の両方の条件で行うことができる。このときは,結果に,自動周波数制御の有無を明確に示す(第6章も参照)。
2.3 注意事項 この規格に規定する多くの測定は,妨害となる放射及び無線周波雑音の影響を受けやすい。通常,これらの測定を行うための遮蔽室又は遮蔽容器が得られることが必要である。また,試験機器その他のもの,又は受信機のスプリアスレスポンスによる不要信号の妨害及び寄生出力信号を検知するため,スピーカ及び/又はヘッドホンで連続的に監視することが望ましい。 測定の精度は,不十分な信号対雑音比でも影響を受ける。雑音出力が変調率に無関係な場合(いつもそうとは限らないが),変調がゼロのときの出力を調べ,それが変調があるときの出力に比べ−10 dBより大きいときは(この規格の中で特記しない限り),その結果は除き,測定は,可聴周波帯域フィルタを使って精度を確保するために十分な信号対雑音比に改善してから行う。JIS C6102-2 pdf download.

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