JIS C8283-1-2019 pdf download

JIS C8283-1-2019 pdf download.家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ− 第1部:一般要求事項.
4 一般要求事項 機器用カプラは,通常の使用状態において十分な性能をもち,使用者及び周囲に危険を及ぼすことのないように設計し,組み立てなければならない。
標準化されていない機器用カプラ(9.5参照)は,対応するアクセサリとともに試験したとき,この規格の全ての安全要求事項を満たさなければならない。 適否は,規定する全ての試験を行うことによって判定する。 この規格で取り扱う機器用カプラは,
IEC TC 23(Electrical accessories)によってカバーする可搬形アクセサリの中で使用することは意図しない。
5 試験に関する一般注意事項
5.1 一般事項 該当する場合,
この規格に規定する要求事項によることを立証するために,試験を行う。 試験は,次による。
− 形式試験は,各アクセサリの代表的な試料について行う。
− ルーチン試験は,製造業者が行い,個々のアクセサリについて行う。
− 特に規定のない限り,試験は,箇条の順序に従って行う。
− 特に規定のない限り,機器用カプラは,この規格に規定する,対応するアクセサリとともに試験を行う。
− 一体形又は組込形の機器用インレット及び機器用アウトレットは,その機器の使用状態の下で試験する。試料の数は,その機器の該当する規格で要求する機器に対する試料の数と同じとする。
− ある試験項目で,1個の試料が試験で不合格となった場合,機器用カプラは,その試験又はその試験に影響を及ぼすおそれのあるその前の試験から新しい試料のセットで再試験を行う。全ての試料は,再試験を満たさなければならない。 形式試験は,5.2及び5.3を適用する。試料の数及び試験の順序は,附属書Cによる。
5.2 試料 特に規定のない限り,試料及び試験は,次による。
− 試料は,提出状態のものとし,製造業者の指示に従って取付け及び組立てを行い,周囲温度20±5 ℃で,通常の使用状態で試験を行う。
− 試験は,交流50 Hz又は60 Hzで行う。
− 試験は,製造後,168時間以上経ってから開始する。 コードセットの形になっていないコード非交換形のコネクタ及びプラグコネクタは,1 m以上のコードを取り付ける。
5.3 不合格 通常,不合格になった試験に対してだけ再試験を行う。ただし,a)又はb)の場合は,これらに従う。
a) 箇条19,箇条20又は箇条21に従って試験したときに,3個の試料の一つが不合格になった場合には,箇条16からの試験を繰り返す。
b) 箇条22(22.3を除く。)又は箇条23に従って試験したときに,3個の試料の一つが不合格になった場合には,箇条18からの試験を繰り返す。 試験依頼する場合,申請者は,試験に供する最初の1組の試料のほかに,その試料の一つが不合格になったときのために予備の試料を提出してもよい。この場合,試験所は,予備の試料で再試験を行うことができ,この再試験で1個以上の試料が不合格になったときだけ,この規格の要求事項を満たしていないこととする。予備の試料を同時に提出しない場合は,試料の一つの不合格によって,必然的にこの規格の要求事項を満たしていないことになる。
5.4 ルーチン試験 機器用カプラのルーチン試験は,附属書JAによる。また,対応国際規格で規定されているルーチン試験を,附属書Bに参考として示す。
6 定格
6.1 最大許容定格電圧は,250 Vとする。また,標準定格電圧は,125 V又は250 Vとする。
6.2 最大許容定格電流は,20 Aとする。 機器用カプラの標準定格電流は,定格が250 Vの場合は,0.2 A,2.5 A,6 A,10 A又は16 Aとし,定格が125 Vの場合は,15 A(コネクタだけ)又は20 A(コネクタ及び機器用インレット)とする。
注記 標準定格の詳細は,JIS C 8283-3参照。
7 機器用カプラの分類
7.1 対応する機器用インレットのピンのベース又は機器用アウトレットのコンタクトのベースでの最高温度のタイプは,次のとおり分類する。
a) 低温用の機器用カプラ:70 ℃以下
b) 高温用の機器用カプラ:120 ℃以下
c) 超高温用の機器用カプラ:155 ℃以下 注記 高温用の機器用カプラは,低温用としても使用することができる。超高温用の機器用カプラは,低温用又は高温用としても使用することができる。
7.2 接続する機器のタイプは,次のとおり分類する。
a) クラスI機器用の機器用カプラ
b) クラスII機器用の機器用カプラ 注記1 クラスの説明は,JIS C 0365参照。
注記2 定格が0.2 Aの機器用カプラは,該当する機器の規格で認められる場合であっても,小形の手持形クラスII機器の接続用だけに用いることを意図している。JIS C8283-1 pdf download.

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