JIS C9300-3-2020 pdf download.アーク溶接装置− 第3部:アーク起動及びアーク安定化装置.
4 環境条件
環境条件は,JIS C 9300-1:2020の箇条4による。
5 試験
5.1 試験条件 試験条件は,JIS C 9300-1:2020の5.1による。 5.2 測定器 測定器の精度は,次のとおりとする。
a) 電気測定器:階級1(メータフルスケール読みの±1 %) 測定器の精度は,測定器の精度が規定されていない絶縁抵抗及び耐電圧の測定器を除き,測定のために考慮しなければならない。
b) 温度計:±2 K
c) 高電圧プローブ:±5 %
5.3 構成部材の適合性 構成部材の適合性は,JIS C 9300-1:2020の5.3による。
5.4 形式試験 適合条件として,次に示す形式試験は,単独で動作する装置で,次の順序でf),g)及びh)の試験の間は乾燥させる時間なく実施する。
a) 目視検査:目視検査は,JIS C 9300-1:2020の3.1.7で定義
b) 絶縁抵抗:絶縁抵抗は,JIS C 9300-1:2020の6.1.4で規定(予備試験)
c) きょう体(外箱):きょう体(外箱)は,JIS C 9300-1:2020の14.2で規定
d) つり上げ手段:つり上げ手段は,JIS C 9300-1:2020の14.3で規定
e) 落下耐量:落下耐量は,JIS C 9300-1:2020の14.4で規定
f) きょう体(外箱):きょう体(外箱)による保護は,JIS C 9300-1:2020の6.2.1で規定
g) 絶縁抵抗:絶縁抵抗は,JIS C 9300-1:2020の6.1.4で規定
h) 絶縁耐力:絶縁耐力は,JIS C 9300-1:2020の6.1.5で規定 i) 目視検査:目視検査は,JIS C 9300-1:2020の3.1.7で定義 定格アーク起動及び安定化ピーク電圧は,11.1に従って,機械的要求事項の確認の前に,任意の順序で測定する。測定順序は,この規格において検査順序を規定していない形式試験については,任意の順序で行ってよい。
5.5 定常試験
5.5.1 外付け装置 外付けで使用する装置は,全ての定常試験を次の順序で行う。
a) 目視検査:目視検査は,JIS C 9300-1:2020の3.1.7で定義
b) 保護回路の連続性:保護回路の連続性は,箇条10,及び該当する場合,JIS C 9300-1:2020の10.5.1で規定
c) 絶縁耐力:絶縁耐力は,JIS C 9300-1:2020の6.1.5で規定
d) 高電圧回路試験:動作電圧は,製造業者が指定する完全に絶縁された高電圧回路に印加する。
注記 無負荷電圧と母材ケーブルとの接続は,接地又は絶縁していても動作電圧に影響する。
e) 目視検査:目視検査は,JIS C 9300-1:2020の3.1.7で定義 5.5.2 組込み装置 次の定常試験を,溶接電源に適した順序で個々の組込み装置に行う(JIS C 9300-1:2020の5.5に規定)。 高電圧回路試験:動作電圧は,製造業者が指定する完全に絶縁された高電圧回路に印加する。 注記 無負荷電圧と母材ケーブルとの接続は,接地又は絶縁していても動作電圧に影響する。
6 電撃の保護
6.1 絶縁
6.1.1 一般要求事項 一般要求事項は,JIS C 9300-1:2020の6.1.1による。
6.1.2 空間距離 高電圧回路の最小空間距離は,表1による。他の部品の最小空間距離は,JIS C 9300-1:2020の6.1.2による。 適合性は,測定及び目視検査によって確認する。
6.1.3 沿面距離 高電圧回路の最小沿面距離は,表1による。他の部品の最小沿面距離は,JIS C 9300-1:2020の6.1.3による。 適合性は,測定及び目視検査によって確認する。JIS C9300-3 pdf download.