JIS D1625-2020 pdf download.自動車部品一ディーゼル機関用フューエルフィルタ 水分離劾率試験方法.
5.2.3水分検出システム
5.2.3.1カールフィッシャー(KF)滴定装置
市販品の入手が可能である。
バイオディーゼル及びバイオディーゼル含有燃料には,直接カールフィッシャー法を推奨する。
湿気は,滴定プロセスの中で最大の誤差要因と考えられる。セットアップ又は試験の間,特に注意しなければならない。滴定時間と精度とのバランスを取るために推奨するサンプルごとの水分の量は,50ug以上である
5.23.2遠心分離器
6.4.1に規定するような高い水分濃度(体積分率2000pm)について,D.3による遠心分離器を用いる
とができる。表1による計測精度をもつものとする
5.2.4IFTの測定用機器
界面張力測定用の機器は,ISO9101による
5.3試験装置の構成
5.3.1全般
図2に模式的に示す試験装置は,5.3.2に規定する燃料/水セパレータの試験用器材で構成される。燃料と接触する全ての部品はステンレス鋼製が望ましい。
5.3.2燃料/水セパレータ試験回路
5.3.2.1燃料タンク(1)
円すい(錐)形底部の燃料タンクはステンレス鋼製が望ましい。燃料排出口は,底部の最下点に設けなければならない。燃料タンクは,6.1に定める体積の燃料を入れることができなければならない。燃料タンクは,燃料を光線から保護するため非透明のカバーで覆われたものとする
水タンク(6)
水タンクは,適切な容積をもち,ステンレス鋼又は耐腐食材料でできているものが望ましい。注記水タンクの代わりに,連続的な水の供給手段を用いることができる
53.2.3熱交換器(3)
熱交換器は,表1に示すとおり,許容値内で試験温度Tを維持することができなければならない。図2に示された熱交換器の位置の代わりに,背圧圧力計の下流側に熱交換器を配置することもできる。
5.3.2.4試験ポンプ(2)
試験ポンプは,水乳化装置入口において平均圧力の10%より大きい振幅の圧力変動を示すことがないよ
うな型式を選定しなければならない
5.3.2.5水注入ポンプ(7
水注入ポンプは,試験液の全流速にわたって試験回路中の水分濃度を1500ppm~20000pmの間に調整できなければならない。JIS D1625 pdf download.