JIS D6026-2019 pdf download

JIS D6026-2019 pdf download.フォークリフトトラック−フォーク− 技術特性及び試験.
7 衝撃特性
7.1 試料採取
JIS G 0416に従い,試験片は,対象とするフォークから長手方向に採取し,採取位置は図3による。
試験片は,できる限り対象とするフォークのアッパフックとアンダフックとに挟まれた領域から採取するものとする。しかし,アッパフックより上方にシャンク領域があれば特例として採取することでも差し支えない。又は,対象とするフォークと同一の幅と厚さをもち,同一溶鋼及び同一条件熱処理後の,フォーク本体とは別のフォーク幅の2倍以上の長さの半完成部材から採取しても差し支えない。
7.2 試験手順 試験温度は−20 ℃とし,Vノッチ標準試験片(長さ55 mmで一辺が10 mmの正方形断面をもち,長さの中心にVノッチを付けたもの)を用いてJIS Z 2242に規定するシャルピー衝撃試験を行う。
7.3 要求事項 吸収エネルギー(シャルピー衝撃試験において試験片を破断するのに要したエネルギー)は,27 J以上とする。
8 疲労特性
8.1 試験条件
8.1.1 試験荷重の大きさ 動的試験荷重の振幅は,一定とする。動的試験荷重の最大値は,フォークの許容荷重の1.25倍に重力の加速度を乗じた値とし,最小値は,0より大きく,フォークの許容荷重の0.1倍に重力の加速度を乗じた値を超えない任意の値とする。
8.1.2 試験荷重の繰返し速度 動的試験荷重の繰返し速度は,最大10 Hzとする。フォークの温度が50 ℃を超える場合,又は共振の兆候が生じる場合は,繰返し速度を減少させて行う。
8.1.3 繰返し数 繰返し数は,106回とする。
8.2 試験手順 フォークリフトで使用される状態と同様にフォークを試験装置に取り付ける。ひずみ計測装置をフォークのブレード先端上面に取り付ける。 シャンク前面から距離Dの位置(図2参照)に動的試験荷重を加えるものとし,試験開始前及び試験完了時のブレード先端上面の位置を測定する。
8.3 要求事項 試験完了時にフォークに亀裂又は永久変形があってはならない。 亀裂検出の手順は,箇条9による。
9 表面の亀裂検出 フォーク製造業者は,量産する全てのフォークについて視覚による亀裂検出を実施するものとする。試作フォークに対する疲労試験後の亀裂検出も同様とする。 溶接部並びに熱影響を受けた範囲のシャンク及びヒールについて,特に,注意を払って非破壊試験による亀裂検出を実施するものとする。熱影響を受けた範囲のシャンクには,アッパフック,アンダフック及びシャンクへの附属品が含まれる。 亀裂の兆候が検出された場合は,フォークを回収しなければならない。 非破壊試験は,磁粉探傷試験が望ましい。
10 表示
10.1 表示項目 それぞれのフォークには,図2で示された位置(いずれか片側の面)に,次の項目を容易に消えない方法で表示する。
a) フォークの許容荷重。単位はキログラム(kg)。
b) 荷重中心。単位はミリメートル(mm)。
c) フォーク製造業者の識別記号
d) 製造年月若しくは製造年週,又は協定による通し番号
10.2 フォークリフト製造業者関連項目の表示 要請がある場合,フォークリフト製造業者の識別記号及び部品番号を表示してもよい。JIS D6026 pdf download.

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