JIS D9313-4-2019 pdf download

JIS D9313-4-2019 pdf download.自転車−第4部:車体部の試験方法.
4 フレーム体の試験方法
4.1 フレーム体の質量落下による衝撃試験
4.1.1 一般 フレーム体の質量落下による衝撃試験は,次による。
a) フレーム体製造業者は,前ホークの代わりに附属書Aに規定するダミーホークを装着して試験を行うことができる。
b) 上パイプが着脱式又は可動式のフレーム体は,上パイプを取り外し,又は下側に取り付けた状態で試験する。
c) サスペンションホークが装着されている場合は,前ホークを無負荷の自由長まで伸ばした状態で試験する。
d) フレーム体にリアサスペンション機構が組み込まれている場合は,体重80 kgの乗員(子供車は40 kg)が自転車に座乗しているときと等しい位置にサスペンションを固定する。サスペンション機構がロックできない場合は,スプリング又はダンパーユニット(以下,ダンパーという。)を適切なサイズの剛体リンクと置き換える。
e) 電動アシスト自転車用のフレームで駆動部のハウジングなどがフレームの一部を兼ねる場合には,ハウジングなどを付けた状態で試験を行う。
4.1.2 試験方法 図1に示す寸法の,質量が1 kg以下の軽量ローラを前ホークに組み付ける。ローラの衝撃面の硬度は,HRC 60以上とする。前ホークの代わりにダミーホークを使用する場合には,ダミーホークはローラと形状が等しい丸みを付けた端部にする。
フレーム体及び前ホークアセンブリを,後車軸取付部で固定具に鉛直に保持する。質量22.5 kgのおもりをホークつめに取り付けたローラの上に載せ,ホイールベースを測定する。おもりを軽量ローラの上h1の高さから,前後車軸の中心と同一直線上の位置で,前ホークの曲がりの方向と逆方向に落下させる。表1に落下高さを示す。おもりはバウンドしてもよい。おもりがローラ上に停止したときのホイールベースを測定し永久変形量を求める。
なお,前ホークが破損した場合は,ダミーホークで試験しなければならない。
注記 JIS D 9313-1の4.4(衝撃試験通則)を参照。
4.2 フレーム体及び前ホークの前倒しによる衝撃試験
4.2.1 一般 フレーム体及び前ホークの前倒しによる衝撃試験は,次による。
a) 完成車の製造業者は,適切な前ホークを装着したフレーム体を用いて試験を行う。
b) フレーム体製造業者の場合,当該フレーム体用の前ホークを使用できないときは,一般用自転車ではJIS D 9301の5.4.2.5(前ホークの衝撃強度),スポーツ専用自転車ではJIS D 9304の4.4.2.5(前ホークの衝撃強度)に規定する前ホーク衝撃試験の要件を満たす前ホークを備えたフレーム体を用いて試験を行うことができる。
c) 上パイプが着脱式又は可動式のフレーム体は,上パイプを取り外し,又は下側に取り付けた状態で試験する。
d) サスペンションホークが装着されている場合,無負荷長さにする。ダンパーがロック可能な場合は,無負荷長さの位置にロックする。ダンパーがロック不能の場合は,次のいずれかを使用する。 1) 外的なロック方法によって前ホークを伸ばした長さで固定する。 2) サスペンションホークが装備されている場合は,前ホークを一般用自転車ではJIS D 9301の5.4.2.5,スポーツ専用自転車ではJIS D 9304の4.4.2.5に規定する衝撃試験の要件を満たし,かつ,体重80 kg(子供車は40 kg)の乗員が通常の乗車位置に座乗しているときと一致する長さのダミーホークと置き換える。
e) リアサスペンション機構がフレーム体に組み込まれている場合は,体重80 kg(子供車は40 kg)の乗員が自転車に座乗しているときと等しい位置にダンパーを固定する。サスペンション機構がロックできない場合は,ダンパーを適切なサイズの剛体リンクと置き換える。
f) 電動アシスト自転車用フレームは,フレーム体に装着するバッテリー,駆動部,制御部などは,実際にフレームに加える質量負荷として,実際に取り付ける場所へ現物又はそれと同等のおもりを取り付ける。このとき,バッテリー,駆動部及び制御部自体は,前倒し衝撃試験の対象外とする。また,電動アシスト自転車用のフレーム体で駆動部のハウジングなどがフレームの一部を兼ねる場合には,ハウジングなどを付けた状態で試験を行う。
4.2.2 試験方法 一般用自転車ではJIS D 9301の5.4.1.4(フレーム体の質量落下による衝撃強度),スポーツ専用自転車ではJIS D 9304の4.4.1.2(フレーム体の質量落下による衝撃強度)の試験で使用したアセンブリを対象に試験を行う。前ホークを製造していないフレーム体製造業者の場合は,適切な前ホーク(4.2.1参照)を装着した同じフレーム体を用いて試験を行う。
図2に示すように,フレーム体及び前ホークアセンブリを,鉛直面内で後車軸を中心に自由に回転するように,後車軸取付部で固定具に取り付ける。フレーム体が通常の使用位置になるように,金床を用いて前ホークを支持する。 シートポストに表2のおもり1をその重心がシートポスト挿入点から軸上D(=75 mm)の位置に固定する(おもり1及びおもり受け台の形状・寸法の一例を,図3に示す。)。ヘッドの上部及びハンガ部にそれぞれ表2のおもり2及びおもり3を固定する。おもりを取り付けた状態で,ホイールベースを測定する。後車軸を中心にしてアセンブリを軽量ローラと金床間との距離がh2になるまでもち上げた後,アセンブリを金床上に2回落下させる。おもりを取り付けた状態で,ホイールベースを測定し永久変形量を求める。JIS D9313-4 pdf download.

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