JIS F7201-2020 pdf download.船用こし器一使用基準
2引用規格
次に掲げる規格は,
の規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含す。)を適用する
ISB2401-10リングー第1部:Oリング
JISB2401-2Oリングー第2部:ハウジングの形状・寸法
JISB2401-30リングー第3部:外観品質基準
JISF7121船用筒形水こし
JISF7202船用複式油こし
JISF7203造船一機械室及び軸室ビルジ用マッドボックス設計の一般特性
JISF7206造船ーローズポックス
JSF7207船用油こしの金網の使用基準
JISF7208船用H形油こし
JISF7209船用単式油こし
SF720船用鋳鉄Y形こし
JISF7225船用鋼板製単式油こし
3使用基準
こし器の管系統別の使用基準は,次による
a)油管系は,表1による。
b)水及び貨物油管系は,表2による
c)蒸気及び空気管系は,表3による。
4こし器の機能別形状及び使用方法
主として,水,油などのポンプの吸入側に使用する。こし器本体の種類は,S形,LA形及びLB形としs形は配管直線部に,LA形及びLB形は配管曲がり部に使用する。また,水こし器については,更にLC形及びLD形の配管曲がり部に使用する
し筒の形状は,かご形で,主として水関係に使用するものは多孔鋼板製のこし筒,油関係に使用するものは多孔鋼板製こし筒に金網を張り,磁石を装備できるようにする。
4.2複式油こし器
主として,油ポンプの吐出し側に使用する。こし筒は掃除する場合,運転中の機器を停止することなく
切換え使用が容易に行えるよう本体に切換え用コック又はバルブを組み込んだ一体形とする。こし器本体の種類はH形及びU形としH形は配管直線部に,U形は直線配管が困難な箇所に使用するこし筒の形状は,多孔鋼板製のかご形とし,これに金網を張り,磁石を装備できるようにする
4.3Y形こし器
主として,蒸気,空気などの管系に使用する。こし筒は筒形で,金網製又は小径の多孔網板製とする。
こし筒の取出しは,こし器の底部から行う
4.4マッドポックス
ビルジだめのビルジ吸引配管に使用する。本体の種類は,S形及びL形とし,S形はビルジ主管系用に
L形はストレートテイルパイプに使用する
し板は2枚の多孔綱板製とし,V形に組み込んで使用する
4.5ローズポックス
船倉,ポイドスペースなどのビルジ吸引管端部に使用する
形状は多孔鋼板製の角形で,組立てピンを外すことによって二つ割りに分解できる構造とし,容易に掃除ができるものとする
こし器の系統別適用方法
5.1油管系
油管系に適用する場合は,次による。
a)こし器の金網の網目は,JISF7207による
b)正味通過面積比は,金網のメッシュとこし筒の通過面積比との関係を考慮して,こし器ごとに決定す
c)JIS船舶部門に規定されている“油こし器”に適用する金網のメッシュは,最大250メッシュ程度であり,150~250メッシュの金網を使用する場合は,メッシュの数値に応じて金網の強度,通過面積比などを考慮して,こし器本体及びこし筒は,1段階以上大きい呼び径のものを選定することが望まし.JIS F7201 pdf download.