JIS G3137-2020 pdf download.細径異形PC鋼棒
適用範囲
この規格は,主としてプレテンション方式によるプレストレストコンクリートに用いる細径異形PC鋼棒(以下,鋼棒という。)について規定する。
2引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JISG0320鋼材の溶鋼分析方法
JISG0404鋼材の一般受渡し条件
JISG0415鋼及び鋼製品一検査文書
JISZ2241金属材料引張試驗方法
JISZ2276金属材料の引張リラクセーション試験方法
JISZ8401数値の丸め方
3種類,種類の記号及び呼び名
3.1種類及び種類の記号
綱棒の種類はC種及びD種の2種類とし,更にリラクセーション特性によって,それぞれ二つに区分しその種類の記号は,表1による。
92分析試験
9.2.1分析試験の一般事項及び分析試料の採り方
鋼材の化学成分は,溶鋼分析によって求める。分析試験の一般事項及び分析試料の採り方は,JISG0404
の簡条8(化学成分)による。
9.22分析方法
分析方法は,JISG0320による
93機械試驗
93.1引張試験
引張試験は,次による
a)引張試験は,JISZ241による。ただし,試験速度は,附属書Aに規定する範囲とする。引張試験に用いる試験片は,JISZ2241に規定する2号試験片とする。試験片はいずれも製品のままとし,機械仕上げを行ってはならない。
b)耐力又は降伏点は,0.2%永久伸び又は下降伏点に対する試験力を公称断面積(表5)で除して求める
c)引張強さは,
中の最大試験力を公称断面積(表5)で除して求める。
伸びは,JISZ2241に規定する破断伸びによって求める
リラクセーション試験
ラクセーション試験は,JISZ2276による。ただし,試験は常温[(20±5)℃]で行い,力を加える速度,初期試験力,初期試験力保持時間及びリラクセーション時間は,附属書Bによる
94単位質量の測定
単位質量は,長さ200mm以上の試験片の長さ及び質量をそれぞれ有効数字4桁まで測定し,1000mm当たりに換算する。換算値をJISZ8401の規則Bによって有効数字3桁に丸める
9.5真直度の測定
真直度は,表6に従って採取した長さ1m以上の試験片を用いて,曲がり方向に質量以外の外力が負荷されない状態で,弦の長さ1mに対する弧の最大高さを測定する。JIS G3137 pdf download.