JIS K0311-2020 pdf download

JIS K0311-2020 pdf download.排ガス中のダイオキシン類の測定方法.
測定点の排ガス流速に対して相対誤差一5%~+10%の範囲内で等速吸引による試料ガスの採取が可ダイオキシン類について十分な捕集率がある。
ダイオキシン類の二次生成,分解などが起こらない。
試料採取後から抽出操作を行うまでの操作において,ダイオキシン類の損失がない。
式料ガス採取装置のダストなどによる汚染及び試料ガス採取中に現場の大気の混入などがない。
試料ガス採取装置の種類を附属書Aに示す。附属書Aに示した装置は,ダイオキシン類に対して既に開発された実績のあるもの又は上記条件を満たすものとする。ここに示した以外の装置であっても,次の点が少なくとも組成の異なる3種類の排ガスについて確認されれば,確認に用いた排ガスの組成の範囲内でその方法を用いてもよい
なお,組成の異なる排ガスとは,温度,水分,流速,酸素濃度,ダスト濃度及びダイオキシン類濃度について,これらのどれか一つでも30%以上異なっているものとする測定点での排ガス流量から算出される吸引流量が,装置の吸引流量調節の範囲内にある。
装置に漏れがない。
試料ガス採取装置の後にもう一段ダイオキシン類が捕集できる部分,例えぼ,附属書AのJIS1形装置の吸着捕集部を追加して試料ガスを採取し,追加した吸着捕集部からダイオキシン類が検出されな附属書AのJIS1形装置と同時並行して同じ試料ガスを採取し,そのダイオキシン類の濃度が±30%で一致する取管部採取管は,排ガス温度に応じてほうけい酸ガラス製又は透明石英ガラス製のものを用いる。採取装置のダストが捕集される部分の温度を120℃以下に保てない場合は,水冷管を用いた冷却プ
ブを使用する。吸引ノズルは,材質は上記によるほか,JISZ8808の9.3.1.2a)による
5.2.2捕集部捕集部は,ガス状又はダストに吸着しているダイオキシン類を効率よく捕集する部分であ
る。フィルタによる捕集,液体による捕集,吸着剤による捕集などがあり,それらの組合せでダイオキシン類を捕集する。
5.2.3連結部採取管部から採取ガスの露点温度以下に冷却されている部分までの連結導管は,ガラス製のものを用いる。それ以外の部分の連結導管及び接続には,ガラス製又はふっ素樹脂製のものを用い,接続部にグリースは使用しない
5.2.4吸引ポンプ10Lmin~40Lminの流量で吸引でき,流量調節機能をもち,24時間以上連続的に用できるもの
5.2.5流量測定部指示流量計として湿式又は乾式ガスメータを用いる。10Lmin~40Lminの範囲を0.Uminまで測定できるもの。指示流量計の目盛は,定期的に製造業者などに依頼して校正しておく
53試薬
試料ガスの採取に用いる試薬は,次による。これ以外に試料ガス採取装置に必要な試薬は,その装置の仕様による。これらの試薬は,空試験などによって測定に支障のないことを確認する
5.3.1水JISK0557に規定するA4(又はA3)の水
5.3.2アセトンJISK8040に規定するもの,又は同等の品質のもの。
5.3.3トルエンJISK8680に規定するもの,又は同等の品質のもの。
5.3.4へキサンJISK8825に規定するもの,又は同等の品質のもの。
5.3.5メタノールJISK8891に規定するもの,又は同等の品質のもの。
5.3.6ジクロロメタンJISK8117に規定するもの,又は同等の品質のもの。
ノナン測定に支障のない品質のもの
へキサン洗浄水5.3.1の水を5.3.4のヘキサンで十分洗浄したもの。
サンプリングスパイク用内標準物質試料ガス採取から抽出までの操作の結果を確認するためにする内標準物質で,全ての炭素又は塩素原子がC又はCIで標識した PCDDS, PCDFS及びPCBsのうち,適正な種類を1種類以上,5.3.3のトルエン,5.3.7のノナンなどで適正な濃度に調整したものを用内標準物質にはこのほかに,クリーンアップスバイク用(6.2.17参照)及びシリンジスパイク用(6.18参照)がある。添加する内標準物質は,サンプリングスパイク,クリーンアップスパイク及びシリンジスイクでそれぞれ別の化合物を用いる。内標準物質によっては,GC-MSの測定条件によって測定に妨害を与える場合があるので,その使用に際しては,十分に検討・確認をする。表4及び附属書Bに内標準物質の例を示す。JIS K0311 pdf download.

Download
Download

匿名

Comment

Anonymous