JIS K8522-2020 pdf download.しゆう酸カリウムー水和物(試薬)
適用範囲
この規格は,試薬として用いるしゅう酸カリウム一水和物について規定する警告1しゅう酸カリウム一水和物は,有害なので,吸い込みに注意し,目,皮膚及び衣類に触れないように注意する。また,可燃性でもあり,有害ガスを発生するので,火気に注意する
警告2この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
て安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する
JISK0050化学分析方法通則
JSK013電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JISK0115吸光光度分析通則
JIS KO117赤外分光分析通
JISK0121原子吸光分析通則
JISK1107窒素
JSK8001試薬試験方法通則
JISK8034アセトン(試薬)
JSK80513-メチル-1-プタノール(試薬)
JISK8085アンモニア水(試薬)
ISK8092インジゴカルミン(試薬)
JISK8102エタノール(95)(試薬)
JISK8107エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8129塩化コバルト(I)六水和物(試薬)
JISK8136塩化すず(I)二水和物(試薬)
JISK8142塩化鉄(Il)六水和物(試薬)
JISK8155塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8377酢酸ブチル(試薬)
JISK8454MM-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
ISK8519しゅう酸二水和物(試薬)
ISK8541硝酸(試薬)
JISK8550硝酸銀(試薬
JISK8576水酸化ナトリウム(試薬)
ISK8625炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
ISK8659でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8798フェノール(試薬)
JISK8799フェノールフタレイン(試薬)
JISK88101-プタノール(試薬)
JISK8905モリブデン(V)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JISK8913よう化カリウム(試薬)
硫酸(試萊)
JISK8983硫酸銅(D)五水和物(試薬)
JISR3505ガラス製体積計
JISZ8802pH測定方法
種類は,特級とする。
4性質
4.1性状
しゅう酸カリウム一水和物は,無色から白色の,結晶又は結晶性粉末で,水にやや溶けやすく,エタノ
ル(995)に溶けにくい。
4.2定性方法
定性方法は,次による。
a)試料1gに水20mLを加えて溶かす(A液)。A液10mLに塩化カルシウム溶液(100gL)1mLを加えると,白い沈殿が生じる。
b)炎色試験は,直径約0.8mmの白金線の先端から約30mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120mm,内炎の長さ約30mm程度としたガスパーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10mmの位置に水平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,白金線の先端約5mmを,A液に浸したものをガスバーナーの無色炎中に入れて,コパルトガラスで透かして見る.JIS K8522 pdf download.