JIS T5912-2020 pdf download

JIS T5912-2020 pdf download.歯科−ハンドピース及びモータ.
5 要求事項及び性能
5.1 一般 ハンドピース及びモータの構造は,安全及び信頼できる操作を担保しなければならない。ハンドピース及びモータの使用及び操作は,操作者にとって容易かつ快適でなければならない。これらの要求事項は,IEC 80601-2-60:2019及びJIS T 62366-1による。
現場で修理可能な場合,ハンドピース及びモータは,容易に入手可能な工具又は製造業者によって供給される特別工具を用いて,メンテナンス及び修理のために,簡単に分解及び再組立が可能でなければならない。 電気的要求事項は,電気を使用するハンドピース及びモータだけに適用する。
この規格で要求している圧力値は,全て作動圧力値である。
5.2 材料 ハンドピース及び/又はモータの材料は,この規格の要求事項を満たさなければならない。材料の選定は,製造業者の任意とする。
材料の生体適合性の評価は,JIS T 0993-1による。
5.3 落下試験 落下試験は,JIS T 0601-1:2017の15.3.4.1を適用する。
5.4 騒音レベル ハンドピース及びモータ又は高速エアタービンハンドピースによって発生するA特性音圧レベル値は,80 dBを超えてはならない。 試験は,7.17による。 注記 試験は,駆動源をもたないストレートハンドピース及びアングルハンドピースの場合は,実際の使用におけるシステム,すなわち,各駆動モータに接続している状態で行われる。
5.5 表面 正常な使用状態における操作者の取扱いにおいて,表面は,確実に把持できるように注意を払うことが望ましい。 試験は,JIS T 62366-1による。 まぶしさを低減するために,過剰な研磨仕上げは,避けることを意図している。
5.6 動力供給
5.6.1 電力供給 この要求事項は,動力だけでなく照明又は回転速度のフィードバックのための電気を使用する全てのハンドピース及びモータに適用する。 電力供給の要求事項は,製造業者が指定し,JIS T 0601-1:2017及びIEC 80601-2-60:2019に適合しなければならない。該当する場合,JIS T 5701を適用しなければならない。 試験は,7.3による。
5.6.2 空気供給 5.6.2.1 空気駆動のハンドピース及びモータ この要求事項は,次の製品に適用する。
a) 高速エアタービンハンドピース
b) エアモータ
c) エアモータ一体形ハンドピース
d) エアモータ一体形プロフィハンドピース 空気駆動のハンドピース及びモータは,製造業者の指示に基づく圧縮空気供給によって操作しなければならない。必要な流量は,300 kPa±100 kPa {3.0 bar±1.0 bar} の圧力範囲において80 NL/min未満でなければならない。 試験は,7.4による。 注記 NL/minとは,標準状態(0 ℃,相対湿度0 %,及び1気圧又は1 013.25 hPa)における気体の流量のことである。
5.6.2.2 モータ冷却用空気 次の要求事項は,電動モータ及び電動モータ一体形ハンドピースに適用する。 電動モータ及び電動モータ一体形ハンドピースが空気冷却システムを備えている場合,ホースからモータへの最大空気流量は,40 NL/min以下で,圧力範囲は,250 kPa〜500 kPa {2.5 bar〜5.0 bar} でなければならない。電動モータ及び電動モータ一体形ハンドピースは,モータ冷却用空気のための排出接続部をもたなければならない。 試験は,7.8による。JIS T5912 pdf download.

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