JIS A1109-2020 pdf download

JIS A1109-2020 pdf download.細骨材の密度及び吸水率試験方法
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1134 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法 JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法
3 試験用器具
試験用器具は,次による。
3.1 はかり はかりは,ひょう量2 kg以上で,目量が0.1 g又はこれより小さいものとする。
3.2 ピクノメータ フラスコ又は他の適切な容器(以下,ピクノメータという。)は,非吸水性の材料で,細骨材の試料を容易に入れられるものとし,試験を繰り返し行った場合,その容量が±0.1 %以内の精度を確保できるものとする。また,キャリブレーションされた容量を示す印までの容積は,試料を収容するのに必要な容積の1.5倍以上で3倍を超えないものとする。 注記 キャリブレーションされた容量としては,500 mLとすることが多い。軽量骨材の場合,容器の容積は,700 mL以上とするのがよい。また,水に浮く軽量骨材を試験する場合,蓋付きのピクノメータを用いるのがよい。
3.3 フローコーン
細骨材の表面乾燥飽水状態を試験するのに用いる非吸水性の材料を用いて製作したフローコーンは,寸法が上面内径40±3 mm,底面内径90±3 mm,高さ75±3 mmで,厚さ4 mm以上のものとする。
3.4 突き棒 突き棒は,質量340±15 gで,一端が直径23±3 mmの円形断面のものとする。
3.5 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を105±5 ℃に保持できるものとする。
4 試料 試料の採取及び調整方法は,次による。
a) 試料は,代表的なものを採取し,JIS A 1158によって,その質量が約2 kgとなるまでこれを縮分する。この試料を約1 kgずつに二分する。
b) 試料は,24時間吸水させる。水温は吸水時間の少なくとも20時間は20±5 ℃に保つ。
c) b)の試料を平らな面の上に薄く広げ,暖かい風を静かに送りながら,徐々に乾燥させる。試料はときどきかき回して,均等に乾燥させる。
d) 試料の表面にまだ幾分表面水があるときに,試料をフローコーンに緩く詰め,上面を平らにならした後,試料の上面から突き棒の重さだけで力を加えず速やかに25回軽く突く。突き固めた後,残った空間を再度,試料で満たしてはならない。次に,フローコーンを静かに鉛直に引き上げる。
e) 試料を徐々に乾燥させながら,
d)の方法を繰り返し,フローコーンを引き上げたときに,試料のコーンが初めてスランプしたときを表面乾燥飽水状態とする。
f) 最初にフローコーンを引き上げた場合に,試料のコーンがスランプしたときは,表面乾燥飽水状態を過ぎているので,このときには少量の水を加えてよく混合し,覆いをして約30分おいた後,
d)及びe)の作業を行う。
g) e)の試料を二分し,密度及び吸水率試験のそれぞれ1回の試料を採取する。
5 試験方法
5.1 密度 密度の試験は,次による。
a) ピクノメータに水をキャリブレーションされた容量を示す印まで加え,そのときの質量(m1)を0.1 gまではかり,また,水温(t1)をはかる。使用する水は上水道水など清浄な水とする。
b) ピクノメータの水をあけて,箇条4 g)の密度試験用試料の質量(m2)を0.1 gまではかった後,ピクノメータに入れ,水をキャリブレーションされた容量を示す印まで加える1)。 注1) 試料をピクノメータに入れる前に少量の水を入れておけば,ピクノメータを割るおそれが少ない。
c) ピクノメータを転がすなどして,泡を追い出した後,20±5 ℃の水槽につける。
d) 約1時間ピクノメータを水槽につけてから,更にキャリブレーションされた容量を示す印まで水を加え,そのときの質量(m3)を0.1 gまではかり,また,水温(t2)をはかる。水槽につける前後のピクノメータ内の水温の差(t1とt2との差)は1 ℃を超えてはならない。
5.2 吸水率 吸水率の試験は,次による。
a) 箇条4 g)の吸水率試験用試料の質量(m4)を0.1 gまではかった後,105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥させる。
b) 乾燥させた試料はデシケータ内で室温まで冷やした後,その質量(m5)を0.1 gまではかる。JIS A1109 pdf download.

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