JIS B7606-1-2019 pdf download

JIS B7606-1-2019 pdf download.コンベヤスケール−第1部:計量要件及び技術要件.
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1 一般
3.1.1 はかり(weighing instrument) 物体に作用する重力を利用して,その物体の質量を計量するために使用する計量器。その操作方法に従って,はかりは,自動はかり又は非自動はかりに分類される。
3.1.2 自動はかり(automatic weighing instrument) 計量結果を得るために所定のプログラムに従って動作し,計量過程で操作者の介在を必要としないはかり。
3.1.3 コンベヤスケール(Belt weighers) 搬送装置の動きを中断することなく,バルク(ばら荷)状態の製品の質量を,その製品に働く自由落下の加速度(重力)の作用とベルト速度との組合せによって連続計量するベルトコンベヤ型の自動はかりであって,単速度ベルトコンベヤ,可変速度ベルトコンベヤ又は多速度ベルトコンベヤと共に使用することを意図したもの。
3.1.4 取決めによる真の質量(true quantity value) 特定の量に起因し,所定の目的に対して適切な不確かさをもつと協定によって認められている値。
3.1.5 ベルト速度制御
3.1.5.1 単速度コンベヤスケール(single speed belt weigher) 単速度で動作するように設計されたコンベヤスケール。
3.1.5.2 可変速度コンベヤスケール,多速度コンベヤスケール(variable or multiple speed belt weigher) (ある範囲内の)可変速度で動作するように設計されたコンベヤスケール。 (ある範囲内の)複数の設定速度で動作するように設計されたコンベヤスケール。
3.1.6 管理方法(control method)
実量試験中に試験荷重として使用する製品の質量を決定するために使用する方法。 注記 一般的に,管理はかりの使用を含む。
3.1.7 計量関連装置(metrologically relevant device) 計量結果又はその他のあらゆる一次表示に影響を及ぼす可能性があるはかりの全ての装置。はかりのモジュール,部分,構成部品又は機能は,計量関連装置とみなされる。
3.1.8 法定計量部分(legally relevant part) (この規格では,適用しない。)
3.1.9 監査証跡(audit trail) 装置のパラメータ値の変化,ソフトウェアの更新,計量特性に影響を与える可能性のあるその他の動作などの事象の時刻刻印した情報記録を含む連続データファイル。
3.1.10 管理はかり(control instrument) 実量試験において,試験荷重の取決めによる真の値を決定するために使用するはかり。
3.1.11 速度検出シミュレーション装置(displacement simulation device) ベルトを取り外したコンベヤスケールのシミュレーション試験に用いる装置で,コンベヤスケールが動作するのと類似の方法で速度検出装置を作動させることによって(例えば,速度検出装置を内蔵する車輪の回転を模擬するためのパルス発信器又はモータを用いることによって),ベルトの変位を模擬するための装置。
3.2 構造 この規格では,“装置”という用語は,例えば,機構又は操作開始キーなど物理的な具現に関係なく,何らかの特定の機能を果たす手段を用いる部分に適用する。装置は,はかりの小さな部分又は主要部分であってよい。 注記 装置の一例を図0Aに示す。
3.2.1 荷重受け部(load receptor) ベルト上の荷重を検出するためのはかりの一部分。
3.2.1.1 計量台(weigh table) コンベヤの一部だけを含む荷重受け部。
3.2.1.2 コンベヤを含めた荷重受け部(load receptor inclusive of conveyor) コンベヤ全体を含む荷重受け部。
3.2.2 ベルトコンベヤ(belt conveyor) (例えば,回転するローラ又はその他の装置の上に載せた)ベルトを使って製品を搬送する機器。
3.2.2.1 搬送ローラ(carrying roller) 荷重受け部の前後に配置され,ベルトを支持する装置。一般的には,アイドラ(遊動輪)である。
3.2.2.2 計量ローラ(weighing roller) 計量部モジュール上でベルトを支持する装置。一般的には,アイドラ(遊動輪)である。 注記 コンベヤスケールは,通常,計量ローラを含む。
3.2.3 電気式はかり(electronic measuring instrument) 電子装置を組み込んだはかり。
3.2.3.1 電子装置(electronic device) 電子サブアセンブリを用いた装置であって,特定の機能を果たすもの。電子装置は,通常,個別のユニットとして製造され,個別に検査することができる。 注記1 電子装置には,完成はかり(例えば,カウンタスケール)又は周辺装置(例えば,プリンタ,表示器)がある。 注記2 電子装置はモジュールであってもよい。
3.2.3.2 電子サブアセンブリ(electronic sub-assembly) 電子素子を使用し,かつ,識別可能な機能をもつ電子装置の一部。 注記 電子サブアセンブリには,例えば,アナログデジタル変換器及びディスプレイがある。
3.2.3.3 電子素子(electronic component) 半導体,ガス,真空中の電子又は正孔の伝導を用いた物理的に最小の実体。 注記 例えば,電子管,トランジスタ及び集積回路(IC)がある。
3.2.3.4 デジタル装置(digital device) デジタル演算処理だけを行い,デジタル化した出力又は表示をする電子装置。JIS B7606-1 pdf download.

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