JIS G1318-3-2019 pdf download

JIS G1318-3-2019 pdf download.フェロバナジウム分析方法− 第3部:けい素定量方法 .
1 適用範囲
この規格は,フェロバナジウム中のけい素の定量方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 1301 フェロアロイ−分析方法通則 JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
3 一般事項 分析方法に共通な一般事項は,JIS G 1301による。
4 定量方法の区分 けい素の定量方法は,次のいずれかによる。
a) 二酸化けい素重量法 この方法は,けい素含有率0.1 %(質量分率)以上3.0 %(質量分率)以下の試料に適用する。
b) ICP発光分光分析方法−アルカリ融解法 この方法は,けい素含有率0.02 %(質量分率)以上5.0 %(質量分率)以下の試料に適用する。
c) ICP発光分光分析方法−酸分解法 この方法は,けい素含有率0.02 %(質量分率)以上5.0 %(質量分率)以下の試料に適用する。
5 二酸化けい素重量法
5.1 要旨 試料を硝酸と塩酸とで分解し,硫酸を加え,加熱して硫酸の白煙を発生させて,けい素を不溶解性けい酸とした後,可溶性塩類を溶解する。沈殿をこし分け,強熱して恒量とした後,その質量をはかる。硫酸とふっ化水素酸とを加え,加熱して二酸化けい素を揮散させ,強熱して恒量とした後,その質量をはかる。
5.2 試薬 試薬は,次による。
5.2.1 塩酸
5.2.2 塩酸(1+4,1+10)
5.2.3 硝酸(1+1)
5.2.4 ふっ化水素酸
5.2.5 硫酸(1+1)
5.3 試料はかりとり量 試料はかりとり量は,表1に従ってはかる。
5.4 操作 5.4.1 試料の分解及びけい酸の脱水 試料の分解及びけい酸の脱水は,次の手順によって行う。
a) 試料をはかりとってビーカー(300 mL)に移し入れ,時計皿で覆う。
b) 硝酸(1+1)30 mL及び塩酸10 mLを加え,穏やかに加熱して分解する。
c) 放冷した後,時計皿の下面を水で洗って時計皿を取り除く。
d) 硫酸(1+1)25 mLを加え,加熱して硫酸の濃厚な白煙を約15分間発生させた後,放冷する。
5.4.2 けい酸のろ過及び洗浄 けい酸のろ過及び洗浄は,次の手順によって行う。
a) 5.4.1 d) で得た溶液に塩酸(1+4)50 mLを加え,穏やかに加熱して可溶性塩類を溶解する。
b) 直ちにろ紙(5種B)を用いてこし分け,ビーカー内壁に付着した沈殿を,ポリスマンでこすってろ紙上に少量の温塩酸(1+10)で洗い移す。 c) 初めは温水と温塩酸(1+10)とで交互に5回ずつ,次に温水でろ液に鉄(III)イオンの黄色が認められなくなるまで洗浄し,引き続き温水で酸が消失するまで洗浄する。
5.4.3 ろ紙の灰化及び沈殿のひょう量 ろ紙の灰化及び沈殿のひょう量は,次の手順によって行う。 a) 5.4.2 c) で得た沈殿及びろ紙を白金るつぼ(30番)に移し入れる。 b) 低温で加熱してろ紙を乾燥した後,強熱してろ紙を灰化する。 c) 1 100 ℃で約30分間強熱し,デシケーター中で常温まで放冷した後,白金るつぼの質量をはかる。 d) c)の操作を恒量(質量差が0.3 mg以下)となるまで繰り返す。 5.4.4 沈殿のふっ化水素酸処理及びひょう量 沈殿のふっ化水素酸処理及びひょう量は,次の手順によって行う。 a) 5.4.3 d) で得た白金るつぼ中の残さに硫酸(1+1)2,3滴を加えて湿らせ,ふっ化水素酸約5 mLを加え,加熱して二酸化けい素及び硫酸を揮散させる。 b) 1 100 ℃で約30分間強熱し,デシケーター中で常温まで放冷した後,白金るつぼの質量をはかる。 c) b)の操作を恒量(質量差が0.3 mg以下)となるまで繰り返す。JIS G1318-3 pdf download.

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