JIS K8799-2020 pdf download

JIS K8799-2020 pdf download.フェノールフタレイン(試薬)
6 試験方法
6.1 一般事項 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(C20H14O4) 純度(C20H14O4)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) N,N-ジメチルホルムアミド JIS K 8500に規定するもの。
2) クロロホルム JIS K 8322に規定するもの。
3) 硫酸(1+2) 水の体積2を冷却してかき混ぜながら,JIS K 8951に規定する硫酸の体積1を徐々に加えたもの。
4) 炭酸ナトリウム溶液(0.2 mol/L) JIS K 8625に規定する炭酸ナトリウム2.12 gを全量フラスコ100 mLにとり,水を加えて溶かし,更に水を標線まで加えて混合したもの。
5) 炭酸水素ナトリウム溶液(0.2 mol/L) JIS K 8622に規定する炭酸水素ナトリウム1.68 gを全量フラスコ100 mLにとり,水を加えて溶かし,更に水を標線まで加えて混合したもの。
6) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 JIS K 8637に規定するチオ硫酸ナトリウム五水和物及びJIS K 8625に規定する炭酸ナトリウム又はJIS K 8051に規定する3-メチル-1-ブタノールを用い,JIS K 8001のJA.6.4 t) 2)(0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算したもの。 7) 0.05 mol/L よう素溶液(I2:12.69 g/L) JIS K 8913に規定するよう化カリウム,JIS K 8920に規定するよう素及びJIS K 8180に規定する塩酸(特級)を用い,JIS K 8001のJA.6.4 w)(0.05 mol/L よう素溶液)に従って,調製,標定及び計算したもの。
b) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせよう素フラスコ JIS R 3503の付図21-1又は付図21-2に規定する300 mLのもの。よう素フラスコには,A形及びB形がある。
c) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.1 gを共通すり合わせよう素フラスコ300 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,N,N-ジメチルホルムアミド5 mLを加えて溶かす。 2) 炭酸ナトリウム溶液(0.2 mol/L)25 mL及び炭酸水素ナトリウム溶液(0.2 mol/L)25 mLを加えた後,0.05 mol/L よう素溶液40 mLを正確に加えて振り混ぜ,1分間放置する。
3) クロロホルム10 mL及び硫酸(1+2)5 mLを加え,0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で激しく振り混ぜながら滴定する。
4) 終点は,クロロホルム相の紫が消える点とする。
5) 別に,同一条件で空試験を行う。
d) 計算 純度(C20H14O4)は,次の式によって算出する。
6.3 エタノール溶状 エタノール溶状の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。 1) エタノール(95) JIS K 8102に規定するもの。
2) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %〜61 %,特級)の体積1と水の体積2とを混合したもの。
3) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gを水に溶かして100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
4) 塩化物標準液(Cl:0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“澄明”を用いる。 澄明の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl:0.01 mg/mL)0.2 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,更に水を加えて20 mLとし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 容量50 mL,直径約24 mmで目盛のあるもの。
d) 操作 操作は,次による。
1) 試料溶液の調製は,試料1.0 gを共通すり合わせ平底試験管にはかりとり,エタノール(95)を加えて,加温して溶かし,更にエタノール(95)を加えて20 mLにする。
2) 試料を溶かした直後に,試料溶液を観察し,濁りの程度をb)と比較する。また,ごみ,浮遊物などの異物の有無を共通すり合わせ平底試験管の上方又は側方から観察する。
e) 判定 試料溶液の濁りは,
b)の濁りより濃くなく,ごみ,浮遊物などの異物をほとんど認めないとき,“エタノール溶状:試験適合(規格値)”とする。 6.4 吸光度(0.01 g/L,pH 9.8) 吸光度(0.01 g/L,pH 9.8)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。 1) エタノール(99.5) JIS K 8101に規定するもの。
2) 緩衝液(pH 9.8) JIS K 8001のJA.7(緩衝液)による。この場合,pH 9.78〜pH 9.82の範囲から外れる場合,JIS Z 8802に規定するpH計(形式II以上の性能のもの)を用い,この溶液を0.05 mol/L 炭酸水素ナトリウム溶液又は0.2 mol/L 水酸化ナトリウム溶液でpH 9.78〜pH 9.82に調節する。JIS K8799 pdf download.

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