JIS L1021-4-2020 pdf download.繊維製床敷物試験方法9−第4部:質量の測定方法
1 適用範囲
この規格は,繊維製床敷物の単位面積当たりの全質量,単位面積当たりのパイル糸の全質量及び基部上のパイル質量の測定方法並びに単位体積当たりの基部上のパイル質量及びパイル繊維の体積比の算出方法について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 8543:1998,Textile floor coverings−Methods for determination of mass(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則 注記 対応国際規格:ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing JIS L 0212-1 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)−第1部:繊維製床敷物 JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部:物理試験のための試験片の採取方法 注記 対応国際規格:ISO 1957,Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of specimens for physical tests JIS L 1021-3 繊維製床敷物試験方法−第3部:厚さの測定方法
注記 対応国際規格:ISO 1765,Machine-made textile floor coverings−Determination of thickness,及びISO 1766,Textile floor coverings−Determination of thickness of pile above the substrate 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0212-1によるほか,次による。
3.1 恒量(constant mass)
質量を3時間以上にわたり,1時間間隔で連続的に測定したとき,測定値に1 %以上のばらつきがない状態。 3.2 単位面積当たりの全質量(mass of total weight per unit area) パイル糸,基布,接着剤,裏張り材など,繊維製床敷物の全ての構成物を含めた質量を,単位面積当たりで表したもの。
4 調製及び試験条件 試験片の調製及び試験条件は,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)による。
5 試験片の数 箇条6〜箇条8に規定する個々の測定に必要な試験片の数は,測定結果が95 %信頼限界で±6 %を確保できる数にする。最初に4枚の試験片で試験を行い,試験結果から変動係数(CV)を求め,CVの値が4 %を超えた場合,更に次のとおり試験片の数を追加し,試験を行う。 4 %<CV≦5.5 %ならば,更に2枚の試験片を追加する(計6枚)。 5.5 %<CV≦7 %ならば,更に4枚の試験片を追加する(計8枚)。 CV>7 %ならば,更に8枚の試験片を追加する(計12枚)。JIS L1021-4 pdf download.