JIS R 1711-2019 pdf download

JIS R 1711-2019 pdf download.ファインセラミックス− 全有機体炭素(TOC)試験による光触媒材料の フェノール酸化分解性能試験方法.
1 適用範囲
この規格は,全有機体炭素(Total Organic Carbon: TOC)試験による,光触媒機能を利用し水中の汚濁物質を分解して浄化することを目的とした光触媒材料の,水中におけるフェノールの酸化分解性能試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7414 ガラス製温度計 JIS K 0551 超純水中の有機体炭素(TOC)試験方法 JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 0805 有機体炭素(TOC)自動計測器
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS R 1701-1 ファインセラミックス−光触媒材料の空気浄化性能試験方法−第1部:窒素酸化物の除去性能
JIS R 1708 ファインセラミックス−半導体光触媒材料の溶存酸素消費量による光触媒活性測定方法
JIS R 1709 ファインセラミックス−紫外線励起形光触媒試験用光源
JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8802 pH測定方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600及びJIS R 1708によるほか,次による。
3.1 試験片
JIS R 1600に規定する光触媒材料を用いた板状,球状,フレーク状,ブロック状などの水質浄化用光触媒材料。
3.2 精製水 JIS K 0557に規定するA3又はA4の水。
3.3 溶存酸素飽和水 JIS R 1708に規定する溶存酸素飽和水の調製手順によって,試験試料水の水温±1.0 ℃の精製水に溶存酸素を飽和させた精製水。
3.4 溶存酸素供給空気 大気中の空気をフィルタなどによってほこり,揮発性有機化合物などを除去した空気,又はJIS R 1701-1に規定する高圧容器入りの合成空気。
3.5 明条件 光源を点灯しながら行う試験条件。
3.6 暗条件 光源を点灯せず,外部の光も入射しない試験条件で,明条件の結果と対比させるための測定条件。
4 試験装置及び器具
4.1 試験装置 試験装置は,光触媒材料の機能発現に必要な光を試験片に入射させながら,試験試料水を連続的に供給・循環し,試験片による試験試料水中のフェノールの減少をTOC計測することによって,光触媒材料によるフェノールの酸化分解性能を評価するもので,次に示す試験容器,光源,試験試料水槽,液送ポンプ及び恒温槽で構成する。 この試験は,試験容器を傾斜させることから,試験試料水が漏れないように窓板ガラスを固定する蓋を設ける。また,試験試料水の気化を制限するために蓋が試験試料水槽に設けてあるが,通気のための排気口を設けた準閉鎖系となる。 試験装置の構成例を図1に示す。JIS R 1711 pdf download.

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