JIS T8021-2020 pdf download

JIS T8021-2020 pdf download.熱及び火炎に対する防護服− 火炎ばく露時の熱伝達指数測定方法.
4 原理
水平方向に設置した試験片を動かないように固定し,下からガスバーナで80±2 kW/m2の入射熱流束を与える。試験片を通過する熱は,試験片の上部と接触している銅熱量計で測定する。銅熱量計の温度が防護服の製品規格で規定する温度(例えば,24±0.2 ℃)に上昇する時間(秒)を記録する。3回の試験結果の平均を熱伝達指数として計算する。
5 装置
5.1 一般 装置は,次の部材で構成する。
− ガスバーナ(5.2)
− 銅熱量計(5.3)
− 試験片支持枠(5.4)
− 熱量計設置プレート(5.5)
− 支持台(5.6)
− 記録装置(5.7)
− テンプレート(5.8)
5.2 ガスバーナ プロパンガス用の直径38±2 mmの噴出口を備えた上部が平らなメッケルバーナを使用する。純度95 %以上のプロパンガスを使用し,ガス流量は,微調整バルブ及び流量計で調節する(附属書B参照)。代替として他のガスを使用してもよいが,代替ガスを使用した場合には,試験報告書に使用したガスの種類を報告しなければならない。 注記 使用するプロパンガスについては,試験前に取扱業者発行の成分表にて純度を確認することが望ましい。
5.3 銅熱量計 銅熱量計は,銅板,熱電対及び取付け用ブロックからなる。直径40±0.05 mm,厚さ1.6 mm,質量18±0.05 gの純度99 %以上の銅板とする。銅板は,穴あけ及び組立て前に質量を計測する。IEC 60584-1及びIEC 60584-3に規定する線径0.254±0.002 mmの銅−銅・ニッケル合金(以下,銅−コンスタンタン線という。)熱電対を使用する。
銅熱量計は,図1に示すA法又は図2に示すB法のいずれかのタイプで組み立てる。熱電対の銅線は,取付け用ブロックと干渉しない範囲で,最少量のはんだによって可能な限り銅熱量計の端に設置する。熱電対の銅−コンスタンタン線は,銅熱量計のほぼ中央に設置する。
b) ステンレスピンの位置を示す銅熱量計(熱電対線は省略) c) 銅熱量計のセンサ部 1 熱電対線 2 ステンレスピン用止まり穴
3 熱電対用止まり穴
4 銅−コンスタンタン線
5 ステンレスピン
6 銅線
7 銅板
X 詳細スケール 5:1.JIS T8021 pdf download.

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