JIS X0171-2020 pdf download

JIS X0171-2020 pdf download.システム及びソフトウェア技術−ライフサイクルにおける情報項目の内容(ドキュメンテーション)
1 適用範囲
この規格は,全ての対象となるシステムライフサイクル及びソフトウェアライフサイクル,並びにサービスマネジメントにおける情報項目(文書類)の目的及び内容について規定する。情報項目の内容は,箇条7に示すとおりに総称文書型に従って定義され,かつ,箇条10に示すとおりに文書の特定の目的に従って定義される。
この規格は,組織が次の一つ以上の規格を使って,ライフサイクルプロセスを実行している,又はサービスマネジメントを実践していることを仮定している。
− JIS X 0160:2012 ソフトウェアライフサイクルプロセス
− JIS X 0170:2020 システムライフサイクルプロセス − JIS Q 20000-1:2012 情報技術−サービスマネジメント−第1部:サービスマネジメントシステム要求事項 − JIS Q 20000-2:2013 情報技術−サービスマネジメント−第2部:サービスマネジメントシステムの適用の手引 この規格は,上記の規格から情報項目への各種プロセスの対応付けを提供する。システム及びソフトウェア技術並びにITサービスマネジメントの情報及び文書化の要求事項に合致する一貫した方法を提供する。 この規格は,サービスマネジメントシステムを確立してはいない。
JIS X 0160:2012及びJIS X 0170:2020は,ソフトウェア又はシステムのライフサイクルの段階を管理及び実行するための一群のプロセスを定義している。これらの規格は,情報管理プロセスを定義しているが,“情報項目の名称,様式,具体的な内容及び記録媒体については詳述していない”(JIS X 0170:2020の1.4)。 JIS X 0170:2020及びJIS X 0160:2012は,システム及びソフトウェアライフサイクルプロセスのための共通の枠組みを確立し,多くの文書化項目を識別又は要求している。これらの規格のプロセス参照モデルは,プロセスの特定の実装法を表現するわけではなく,システム及びソフトウェアのライフサイクルモデル,方法論又は技法を規定しているわけでもない。
JIS Q 20000-1:2012は,幾つかの特定な要求事項とともに,文書及び記録のための普遍的な要求事項を確立している。 JIS Q 20000-2:2013は,JIS Q 20000-1:2012を使用するときの指針を提供している。 この規格で定義した総称文書型は,次を支援するのに必要な情報を識別するために使われる。
− JIS X 0170:2020の合意プロセス − 組織のプロジェクトイネーブリングプロセス
− テクニカルマネジメントプロセス及びテクニカルプロセス
− JIS X 0160:2012のテクニカルプロセス及びソフトウェア実装プロセス,合意プロセス,ソフトウェア支援プロセス及びソフトウェア再利用プロセス,並びに組織のプロジェクトイネーブリングプロセス及びプロジェクトプロセス
− JIS Q 20000-1:2012のサービスマネジメントシステム(SMS),サービス提供,関係,解決及び制御のプロセス 総称文書型(情報項目型とも呼ばれる。)は,次のプロセス及びシステムを支援するのに必要な情報を識別するために使われる。
− JIS X 0170:2020の合意プロセス,組織のプロジェクトイネーブリングプロセス,テクニカルマネジメントプロセス及びテクニカルプロセス
− JIS X 0160:2012のテクニカルプロセス及びソフトウェア実装プロセス,合意プロセス,ソフトウェア支援プロセス及びソフトウェア再利用プロセス,並びに組織のプロジェクトイネーブリングプロセス及びプロジェクトプロセス 注記1 対応国際規格では,1995年版のプロセス名称を誤って用いていたので,2008年版の名称に変更した。
− JIS Q 20000-1:2012のサービスマネジメントシステム(SMS),サービス提供,関係及び制御のプロセス それぞれのライフサイクルプロセス又はサービスにおいて,多数の記録,依頼,記述及び仕様と同様に,方針,計画,手順及び報告を準備することができる。このような文書化手法の精密化は,JIS X 0170:2020又はJIS X 0160:2012によって指定されたものよりも厳密になり得る。JIS X 0170:2020の1.4で指摘しているように,“この規格の利用者は,プロジェクトのライフサイクルモデルを選択し,この規格におけるプロセス,アクティビティ及びタスクをそのモデルに対応付けることに責任を負う。また,当事者は,プロジェクトに適切な方法論,手法,モデル及び技法を選択し,かつ,適用することにも責任を負う。”したがって,箇条4(適用性)及び箇条5(適合性)で更に定義するように,情報項目はプロジェクト又は組織における目的に応じて,ライフサイクルモデルと調和して結合又は細分される。 この規格は,次の事項は,含まない。
a) 入力項目の内容が出力情報項目である場合を除いて,推奨する入力データ又は入力情報項目の形式又は内容。
b) 情報項目及び同様な性質をもつ情報項目の内容の結合又は細分の指示。
c) 例えば,電子出版システム,コンテンツ管理システム又はデータリポジトリのように,システム又はソフトウェアライフサイクルデータ,記録,情報項目又は文書類のための適切な表示形式,納入媒体及び保守技術を選択するときの指針。 注記2 JIS X 0160:2012は,ソフトウェア情報項目がいつ準備されればよいのかをいつも規定してはいないし,情報項目の内容も識別してもいない。
注記3 JIS X 0154:2018(システム及びソフトウェア技術−製品ライフサイクル,利用者及びサービスマネジメントの文書化のためのコンテンツ管理)は,コンテンツ管理及び構成要素コンテンツ管理システムのための要求事項を提供している。JIS X0171 pdf download.

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