JIS B7604-1-2019 pdf download.充塡用自動はかり−第1部:計量要件及び技術要件.
2 引用規格
次に掲げる規格は,
この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0192 はかり用語
JIS B 7604-2 充塡用自動はかり−第2部:試験方法 JIS B 7609 分銅
JIS B 7611-2 非自動はかり−性能要件及び試験方法−第2部:取引又は証明用
JIS B 7612-1 質量計用ロードセル−第1部:アナログロードセル
JIS B 7612-2 質量計用ロードセル−第2部:デジタルロードセル
JIS Z 8103 計測用語
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,
JIS B 0192及びJIS Z 8103によるほか,次による。
3.1 一般用語
3.1.1 質量(mass) 何らかの有形物とみなし,かつ,その物質の量の大きさを与える物理的量。
3.1.2 荷重,L(load) 荷重受け部上の力を生じさせる物体(製品,分銅など)の質量。
3.1.3 充塡,F(fill) 一つの荷重又は組み合わせた複数の荷重で,所定の質量を形成するもの。
3.1.4 重量(weight) 荷重に対する重力の影響から生じる力を表す量。
注記 この規格では,重量は,その物理的特性及び計量的特性について規制される質量を具体化したものをいう。
3.1.5 計量(weighing) 荷重に対する重力の影響から荷重の質量を測定するプロセス。
3.1.6 はかり(weighing instrument) 物体に作用する重力を利用して,その物体の質量を計量するために使用する計量器。 注記 その操作方法に従って,はかりは,自動はかり又は非自動はかりに分類される。
3.1.7 測定結果(measurement result) あらゆる入手可能な関連情報とともに,測定量に起因している一連の量の値。
3.1.8 計量関連装置(metrologically relevant device) 計量結果又はその他のあらゆる一次表示に影響を及ぼす可能性があるはかりの全ての装置。モジュール,部分,構成部品又は機能は,計量関連とみなされる。
3.1.9 監査証跡(audit trail) 装置のパラメータ値の変化,ソフトウェアの更新,計量特性に影響を与える可能性のあるその他の動作などの事象の時刻刻印した情報記録を含む連続データファイル。
3.2 はかりのカテゴリに関する用語
3.2.1 自動はかり(automatic weighing instrument) 計量結果を得るために所定のプログラムに従って動作し,計量過程で操作者の介在を必要としないはかり。
3.2.2 充塡用自動はかり,AGFI(automatic gravimetric filling instrument) 自動計量によって,バルク(ばら荷)又は液体材料から所定の実質的に一定な質量の製品を容器に充塡することを意図した自動はかりであり,かつ,基本的に,計量部モジュール(1個又は複数個)に附属する自動供給装置(1個又は複数個)及び適切な制御装置と排出装置とを含むはかり。JIS B7604-1 pdf download.