JIS K 0170-8-2019 pdf download

JIS K 0170-8-2019 pdf download.流れ分析法による水質試験方法− 第8部:陰イオン界面活性剤.
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0101,JIS K 0102,JIS K 0115,JIS K 0126,JIS K 0211及びJIS K 0215によるほか,次による。
3.1 陰イオン界面活性剤 陰イオン界面活性剤のうち,この規格の試験操作に従って操作した場合に,メチレンブルー及びイオン対を生成し,クロロホルム又は1,2-ジクロロエタンに抽出されるもの。
4 共通事項
4.1 一般 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050による。流れ分析に関わる一般要求事項は,JIS K 0126による。
4.2 水 この規格で用いる水は,JIS K 0557に規定するA3又はA4の水とする。
4.3 試薬 試薬は,日本工業規格に規定されているもので,試験に支障のないものを用いる。日本工業規格に規定されていない試薬を用いる場合は,試験に支障のないものを用いる。試薬ブランクは定期的に確認する。 注記 試薬類の溶液名称の後ろに括弧で示す濃度は,標準液以外は,概略の濃度である。
4.4 ガラス器具 ガラス器具類は,特に指定しない場合,JIS R 3503及びJIS R 3505に規定するものを使用する。
5.1 試料の採取 試料の採取は,JIS K 0094による。ただし,試料容器は,共栓ガラス瓶を用いる。
5.2 試料の取扱い 試験は,試料採取後,直ちに行う。試験を直ちに行えない場合は,JIS K 0102の3.3(試料の保存処理)によって保存処理し,できるだけ早く試験する。
6 測定
6.1 原理 フローインジェクション分析(以下,FIAという。)では,細管中を連続して流れているキャリヤー液中に試料を注入し,これとメチレンブルー溶液とを混合する。試料中の陰イオン界面活性剤はメチレンブルーとイオン対を生成する。このイオン対は1,2-ジクロロエタン相に抽出される。相分離器によって分離された1,2-ジクロロエタン相を酸溶液で洗浄後,1,2-ジクロロエタン相の650 nm付近の青色の吸光度を測定する。 連続流れ分析(以下,CFAという。)では,試料とアルカリ性メチレンブルー溶液とを混合する。細管中の流れの中で陰イオン界面活性剤は,メチレンブルーとイオン対を生成する。これに別の細管中を流れるクロロホルムを混合する。イオン対はクロロホルム相に抽出される。相分離器で分離したクロロホルム相を酸性メチレンブルー溶液で洗浄した後,クロロホルム相の650 nm付近の青色の吸光度を測定する。空気による流れの分節を行うCFAと行わない非分節形CFAとがある。 ドデシル硫酸ナトリウム標準液も同様の手順で測定し,得られた検量線によって求まった濃度を,陰イオン界面活性剤の濃度とする。 定量範囲:NaO3SO(CH2)11CH3 0.02〜5 mg/L 注記 装置及び測定条件によって異なるが,繰返し性は,相対標準偏差(%)で表し10 %以下である。
6.2 妨害物質 硝酸イオン,シアン化物イオン及びチオシアン酸イオンは,メチレンブルーとイオン対を生成して1,2-ジクロロエタン,クロロホルムなどに抽出されるが,酸洗浄によってこれらのイオン対は除去できる。また,陽イオン界面活性剤が共存すると,陰イオン界面活性剤がこれと安定なイオン対を生成するため,負の妨害をする。残留塩素などの酸化性物質は,メチレンブルーを酸化して負の誤差を与えるので,あらかじめ亜硫酸ナトリウム溶液を当量になるように加えて還元する。
6.3 測定方法の種類並びに試薬及び装置
6.3.1 測定方法の種類 測定方法の種類は,表1による。JIS K 0170-8 pdf download.

Download
Download

匿名

Comment

Anonymous