JIS K 5516-2019 pdf download.合成樹脂調合ペイント .
7.3 試験の一般条件 試験の一般条件は,
JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほか,次による。
a) 試験の場所 試験の場所は,次による。 1) 養生及び試験の場所は,他に規定がない場合は,JIS K 5600-1-6の4.1[標準条件(可能な場合常に使用するべき条件)]に規定する条件[温度23±2 ℃,相対湿度(50±5) %]で,直射日光を受けず,ガス,蒸気,ほこりなどの影響がなく,通風の少ない室内とする(以下,標準状態という。)。
2) 目視観察のときの光源は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)の拡散昼光とする。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いてもよい。
b) 試験板の作製 試験板の作製は,次による。 1) 鋼板 JIS G 3141に規定するSPCC-SBの鋼板とし,7.5,7.7,7.11及び7.12の試験では,JIS K 5600-1-4の5.1.3(溶剤洗浄による調整)によって調整した鋼板をとする。7.14,7.15及び7.16の試験では,JIS K 5600-1-4の5.1.5(研磨による調整)によって調整した鋼板とする。 なお,研磨に用いる耐水研磨紙は,JIS R 6253のP280とする。 2) ガラス板 JIS R 3202に規定するフロート板ガラス又は磨き板ガラスとし,JIS K 5600-1-4の5.5.2(溶剤洗浄による調整)によって調整したガラス板とする。 3) アルミニウム板 JIS H 4000に規定するアルミニウム板とし,JIS K 5600-1-4の5.4.2(溶剤洗浄による調整)によって調整したアルミニウム板とする。 c) 試料の塗り方 試料の塗り方は,他に規定がない場合は,はけ塗りとし,1回ごとの塗付け量は,100 cm2当たり0.50±0.05 mLとする。 なお,はけ塗りに用いるはけの種類は,JIS K 5600-1-5の3.1(はけ)又は附属書A[試験板の塗装(はけ塗り)]による。 d) 乾燥方法 乾燥方法は,他に規定がない場合は,標準状態で乾燥する。 なお,塗り終わった試験片の保持は,JIS K 5600-1-1の表1(塗るときの環境条件・塗り方と試験板の固定・保持)による。 7.4 容器の中の状態 容器の中の状態の試験は,JIS K 5600-1-1の4.1.2 a)(液状塗料の場合)による。
7.5 塗装作業性 塗装作業性の試験は,次による。 a) 試験板 試験板は,7.3 b) 1)に規定する鋼板とし,寸法は,500 mm×200 mm×1 mmとする。 b) 試験方法 試験方法は,7.3 c)の方法によって,試験板の片面に規定の塗付け量になるように,はけ塗りする。判定後に7.7の試験片として用いる場合は,同時に見本品の試験片(寸法200 mm×100 mm×0.8 mm)を同じ方法で作製しておく。 c) 評価及び判定 判定は,塗装作業性に特に困難を感じないとき,“支障がない”とする。
7.6 表面乾燥性 表面乾燥性の試験は,次による。
a) 試験板 試験板は,7.3 b) 2)に規定するガラス板とし,寸法は,200 mm×100 mm×2 mmとする。
b) 試験片の作製 試験片の作製は,附属書Aに規定する隙間100 洀ィルムアプリケータを用いて,試料をうすめずに塗る。
c) 試験方法 試験方法は,JIS K 5600-3-2による。標準状態で16時間乾燥後,直ちに試験を行う。
d) 評価及び判定 試験片を目視によって観察し,塗膜表面に損傷を与えずに全てのバロチニをはけで除去できたとき,“16時間以内で表面乾燥する”とする。JIS K 5516 pdf download.