JIS K3371-2019 pdf download.洗濯用合成洗剤.
この規格は,
衣料などの洗濯に使用する洗濯用合成洗剤について規定する。
なお,ここでいう洗濯用合成洗剤とは,界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り,
その主たる洗浄作用が純石けん分以外の界面活性作用によるもので,純石けん分以外の界面活性剤が界面活性剤の総含有重量の30 %を超えるもの1)をいう。 注1) 家庭用品品質表示法の合成洗剤参照。
2 引用規格 次に掲げる規格は,
この規格に引用されることによって,
この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 3211 界面活性剤用語
JIS K 3362 家庭用合成洗剤試験方法 OECD GUIDELINE FOR TESTING OF CHEMICAL 301,Ready Biodegradability OECD GUIDELINE FOR TESTING OF CHEMICAL 302A,Inherent Biodegradability: Modified SCAS Test OECD GUIDELINE FOR TESTING OF CHEMICAL 302B,Inherent Biodegradability: Zahn-Wellens/EMPA Test OECD GUIDELINE FOR TESTING OF CHEMICAL 302C,Inherent Biodegradability: Modified MITI Test (II)
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,
JIS K 3211によるほか,次による。
3.1 究極的生分解性 化学物質が微生物によって全て利用され,二酸化炭素,水,無機塩などの無機物及び微生物の細胞構成成分(バイオマス)に変換される性質。
3.2 易生分解性 化学物質が好気的条件下の水環境中で,微生物によって速やかに,かつ,完全に分解されやすい性質。
3.3 本質的生分解性 化学物質が水環境中で生分解(一次又は究極的に)されやすい性質。
4 種類 洗濯用合成洗剤の種類は,形状及び用途によって,表1のとおりとする。JIS K3371 pdf download.